カテゴリー別アーカイブ: 会社のこと

岩内町の工業団地に大きな工事中の建物

岩内町の工業団地。広い空間が残っていたのですが、新規の建物が建設中です。それは、日本アスパラガス株式会社さんの「新港第2配送センター新築工事」と書かれていました。

千歳にあったサントリーの工場を買収して、飲料工場として伸び続けている岩内を代表する企業。写真のとおり、めちゃくちゃ大きな建物になっています。さらに、西側の建物では、「野菜工場改修工事」という看板を立てて工事が行われていました。

粉末の乾燥野菜を作る工場とのことです。新しいビジネスへの積極的な展開ですね。こうした時代のニーズの先取りから、本来の社名であるアスパラの缶詰事業とは離れた事業展開になっています。

岩内から出ずに、この田舎でがんばってくれてありがたいですね。海水浴場をつぶしてできた工業団地とフェリーターミナル。岩内出身の皆さまは、帰省の際にその変貌をご覧ください。

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一八のお盆休みは14・15・16日です

すでに夏休みに入って、ゆっくりされている方もいらっしゃることでしょう。弊社の事務所および店舗は8月14日(日)から16日(火)とさせていただきます。

工場の方は毎年1週間のお休みをいただいています。例年ですと13日からなのですが、今年から山の日の祝日ができたため、11日からの一週間となりました。

例年、このお盆の時期になると、ご近所には都会から帰省したと思われる車が駐車しているのが目立ちます。年を経るごとに帰省する車がグレードアップし、岩内を巣立った若者が立派になっていく一端を感じることができます。

帰りには車に荷物一杯詰め込んで都会にお戻りください。その荷物の中に、一八の商品がお土産として少しでも入っていると嬉しい限りです。休みの3日間は道の駅、北緯43度さんは営業していますので、一八の商品はそちらでお求め願います。

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工場見学のお礼

先日、黒松内町の白井川小学校の児童9名が弊社の工場見学にやってきました。その中の一人、内田大地君がその工場見学で見聞きした内容をまとめたものを作って送ってくれました。早い!

このまとめを見ると、大人でもここまで上手にまとめることはできないんじゃないかなと思えるほど。イラストも効果的に使われていて、人への伝え方がお見事。

正直なところ、工場見学を受け入れるのは大変。最近は30人などの大人数では安全と衛生面から受け入れをお断りさせていただいているのが現状です。新商品「にしんすぱ」で黒松内町さんにはお世話になっているし、9名という少人数なので今回は受入しました。

まとめを送ってくれた内田大地君は兄森人君とJR北海道主催の児童絵画展で大賞と銀賞を受賞した才能の持ち主。その新聞記事も封書に同封していて、自己PRの力にも感心。将来が楽しみです。ありがとう大地君。

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サポートセンターが土日祝の営業を

海洋深層水は岩内町地場産業サポートセンターというところで購入ができます。弊社は数の子の製造に施設ができた当初から使っており、今ではその品質を高めるためにはなくてはならない存在となっています。

岩内町の海洋深層水は業務用だけでなく、一般のお客様にも3種の深層水を提供しています。海水そのものの原水。塩分0の脱塩水。塩分5%の高ミネラル塩水。使い方は、サポートセンターに行けば飲んだり料理だけではなく、お風呂や化粧品としての使い方等を紹介しています。

ただ、ここはお役所なので今までは土日祝日はお休みで、使い勝手が悪いと指摘されていました。そこで、今年5月から10月まで土日祝日も営業して深層水を買うことができるようになりました。(10時から15時)

職員対応ではなく民間委託ということで、人件費を抑えての試験的な取り組みのようです。なかなかいいですね。立派な施設がただあるだけでは維持費がかさむだけ。かといって、経費節減と言ってなんでも無くしてしまえば衰退するだけ。できることを前向きにやってみようという姿勢だと思います。

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ホームページがリニューアル!

先週、新商品の「にしんすぱ」の発売が本日2016年4月20日と予告させていただきました。すでにこのブログをお読みになっている方はお分かりでしょうが、ホームページも同時にリニューアルいたしました。今回はスマホ対応もしています。

メインは「にしんすぱ」。スタジオで撮影した「にしんすぱ」のお料理がアップで登場するので、びっくりされることでしょう。とても水産加工屋のホームページと思えない美しさだと自負しています。

もちろん、これは私が作ったのではなく、前回同様「にしんのおかげ」がメインのホームページを作ってくれたKさんにお願いしました。

これを見て、にしんすぱを、ニシンを食べてみようと思う人が一人でも増える事を願っています。短時間で大量生産する加工屋から脱皮し、美味しい魚を笑顔で食べてもらうためへの挑戦の一歩です。

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一八のfacebookページできました

このブログも書き始めて、かれこれ6年が過ぎようとしています。えっ、もうそんなに?なんて一番びっくりしているのは、当の本人です。

ただ、このPCの世界はいろんなことが日進月歩。遅ればせながら、一八の会社のfacebookのページを作りましたので、ご利用いただければと思います。すでに、「fいいね!」ボタンが少し前から設置してあるのがお気づきの方もいたと思います。ボチッとして情報の拡散をご協力願います。

ページを作ったと言っても、このブログにリンクをつけたようなもの。本音を言えば、facebookの使い方がいまいち把握できていない。管理するのはやっばり私?

何でもとにかくやってみよう、失敗したら後から修正すればいいやということで。facebookを使いこなしている皆様、ご指導よろしくお願いいたします。

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たくぎんさんの手帳

先日、ロッカーを整理していたら、過去に年末年始にいただいた手帳が出てきました。とても面白いものがあって、全部を紹介したいのですが、今回は北海道拓殖銀行さんの手帳に絞ってお伝えします。たくぎんさんが経営破たんをしてかれこれ18年ほど前。もうそんなに経ってしまったのかという感じです。

昔は年末になると銀行の担当の方がカレンダーだけでなく手帳も持ってきてくれていました。最近、この手の手帳を見なくなったのは、スマホやタブレットの時代となり、粗品として使わなくなったのか、弊社だけに持って来なくなったのかわかりません。

弊社の保管状況はいただいた紙袋そのままになっているもの、紙袋から取出されているものなど。ここにあるものは使用履歴ゼロのものだけです。80年代のものを開いてみると、店舗を北海道だけでなく関東、海外にまで展開していることがうかがわれます。

弊社会長は時代的に物を捨てられない人なので、このように残っていますが、コレクターではありません。私は物は使わなければただのゴミと考える人ですが、さすがにこれらの手帳は捨てることができません。新規で手帳が入ってこなくなった今、徐々に使わせていただきます。

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荷札がそろそろ在庫切れ・・

みなさん、荷札をご存知でしょうか?お使いになっている方はいらっしゃいますか?昔は荷物に宛先が書かれた荷札をつけて発送していたので、商売になくてはならないものでした。鉄道輸送が主流だった時代の産物です。

今、宅配便などはすべて送状という複写の紙に書いて、シールで貼りつける方法が一般的ですね。一方、昭和の時代、水産加工の荷物は本州の中央卸売市場向けに荷札をつけて鉄道の貨車に積んでいました。そのために相手先である全国の市場の名前が印刷されている荷札が弊社には残っています。

送り主であるのが一八だとわかるように、裏には写真のように自社の荷札をつけたりもしたようです。その一八の荷札は赤、紺、緑の3種類がありました。色分けすることによって、種別に使い分けられていたと想像します。

この荷札、昭和40年代に作られたものだと思います。たくさんの段ボール詰にされた一八の荷札もいろんなところに少しずつ使い続けていましたが、先日その在庫がそろそろなくなりそうだと気がつきました。ちょっと寂しいですが再発注はいたしません。どこの業者さんが作ったものなのかもわかりません。弊社の小さな歴史の1ページがめくられようとしています。

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一八野球チームのユニフォーム

先日、私の母が面白いものを持ってきました。昔のものを整理していたら、一八の野球のユニフォームが出てきたとのこと。

話を聞くと、昭和32・33年頃一八では野球チームを作って町の大会で優勝したことがあると。そのチームは従業員だけでなく、大浜のご近所さん、さらに役場から3人ほど入っていたようです。その役場職員の中には、今は亡き岩城元町長も入っていたとのこと。

写真ではわかりにくいのですが、生地は木綿でモコモコしています。今のような機能性素材ではなく、いかにもクラッシック。いっぱちの「ち」が「CHI」ではなく、「TI」というのが、いいですね。

残念ながら今は弊社に野球チームは存在しません。私が子供のころは大浜公園に、だれともなく野球をしに子供たちが集まっていたものですがね。そんな昔を思い出させるユニフォームでした。

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NHKのど自慢に一八の身欠が出ます

2015年4月19日(日)、NHKのど自慢が岩内地方文化センターで公開生放送されます。それに先立ち、岩内町を紹介するVTRを作るために、弊社で撮影が行われました。また一八がテレビに出るのかと言われそうです。

私だって好き好んで出ているわけではありません。同業者はほとんどの方が取材を嫌がります。仕事の邪魔になるし、放送はほんの数秒なのに一日中カメラが居座ります。おまけにNHKさんだと会社名が出なくて宣伝にもなりません。

とはいえ、岩内の身欠にしんは日本一の品質と生産量だという情報発信のいいチャンス。全国放送はローカル放送とは反応がまったく違います。岩内町と岩内の身欠にしんのいいPRになればと思い引き受けました。

取材のIディレクターは4月1日、2日と来社し作業風景の下見とその内容の下調べ。10日、11日は女性カメラマンのNさんとともに撮影。やっぱりNHKの看板番組の撮影は違うなぁと感じました。

当日はどのように弊社の作業風景が放送されるか全くわかりませんが、銀色に輝くおいしそうな身欠にしんが出たら、「あっ、一八の身欠だ!」と叫んでください。

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