カテゴリー別アーカイブ: 四季のこと

山はすでにすすきとトンボ

先週末の大雨により、北海道では各地で洪水などのニュースが流れていましたが、今のところ岩内町は大きな被害はないようです。土曜日の午前中に雷と強い雨が降った程度です。

気温だけでなく湿度も高く、交わす挨拶は「暑いね~」「蒸すね~」が決まり文句。残暑まっただ中ではありますが、秋もひっそりと近付いています。ちょっと郊外に行ってみると、すすきが目立ってきました。

夏休み中のある日、岩内岳ではスキー場登山口付近ではすすきが一面に広がり、7合目付近から上部にかけて、たくさんのトンボが飛んでいました。

まだまだ秋本番にはなりませんが、季節はちょっとずつ変化しています。体調管理をしっかりして残りの夏を乗り越えましょう。

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北のあじさい寺

北のあじさい寺という名称がついたお寺、正式名称は「明善寺」が、共和町のかかし古里館前にあり、今満開の花を咲かせて人々をひきつけています。

時には大型バスで一眼レフを首から下げて写真撮影会をするような雰囲気で来る団体様も。常にカメラを持った方たちが来て撮影をしています。先日の日曜日、私もここを通りかかると、レンタカーでを使って来ていた中国の家族の姿もありました。

あじさい寺と言えば、鎌倉が有名ですが、あちらの方では拝観料というのを必ず払わねば境内に入ることはできません。ただ、ここは北海道。無料で見ることができるというのがいいですね。

晴れよりも雨が似合うから、鎌倉では縁起り寺と呼ばれるのでしょうか?こういう話はまったく無知なので書かない方がいいのでしょうが、きれいなものはきれいだ、それだけでいいでしょう。見に行ってみてください。でも、ここまで来たら岩内まで来てね。

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蝦夷梅雨状態の北海道

一般的には北海道には梅雨がない、と言われていますが、近年のこの時期では本州の梅雨のような日が続いています。蝦夷梅雨という方もいるようです。ちょうど本州が梅雨明けするかどうか、梅雨前線が北上したころになります。

先週は気温も上がり、湿度も高い日が続きました。工場のクーラーはフル回転。事務所はクーラーがないために、べたべた感じるので、工場で体を使って働いている方が楽に感じました。

写真は7月31日日曜日のものです。朝からどんよりとした雲が居座り、すっきり感に程遠い状態。でも、これを通り越せば、夏本番の青空と入道雲が到来します。

共和町の畑は、春まき小麦の収穫も終わり、ジャガイモ、トウモロコシなどの収穫が始まっています。おっと、忘れてはいけません。冷たいビールのおつまみには、一八の珍味。汗が噴き出たら、塩分補給に糠にしん。水産加工品は夏も必須でございます。

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岩内近郊の農作業が忙しそう

岩内第一中学校を越えると、そこはもう共和町。共和町の農作物で有名なのは、らいでんスイカ、らいでんメロン。そのほかにも気をつけて見てみると、いろいろと畑には作物が成長しています。

写真は、第一中学校を少し山側に行ったところから撮影したものです。小麦の刈り取りをしているところでしょうか。そのすぐ下には水田、その奥の薄緑になっているところは、そば畑が白い花を咲かせています。

あいにく、ここ数日天気が悪くくっきりとした青空ではないのですが、青空が広がれば海の青さと夏の積乱雲のもくもくとした白さ。これらの色のコントラストはすばらしいと感じます。みなさんも散歩がてらにご覧になってください。

共和町の作物が美味しいのは、海から運ばれる潮風によって、天然ミネラルが畑に落ちるからではないかと聞いたことがあります。らいでんスイカ、らいでんメロンが評価される要因の一つに、海に近いからという事もあるわけですね。

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明日は夏至です

2016年の今年の夏至は6月21日(火)、明日です。早いものですねぇ~。もう季節の折り返し地点です。と毎年こんな発言をしていますが、年齢とともに切羽詰まってくるように感じます。

21日の岩内町の日の出の時間は3時57分、日の入りは19時21分。数年前はサマータイム導入の話がマスコミでよく流れていましたが、どこへ行ったのでしょう?やるのなら、特定の企業だけでなく、日本全国一律でやってほしいなぁ。

仕事が終わっても明るい時間が長ければ、女性も安心してランニングできますよ。明るいとお酒を飲みにくいと言っている人は、明るいから美味しいと思えばいいのです。

岩内町はこれから夏のお祭りシーズンに入ります。毎週何かしらのイベントが開催されて、外でビールを飲むことができます。週末は岩内町へぜひ。

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2016年の岩内の桜はそろそろ・・

桜前線は本州からいよいよ函館方面に上陸したようです。例年、岩内町の桜は5月の連休ころですが、年によっては連休後になる事も。でも今年の岩内町の桜は大型連休にちょうど当たる予想です。

予想と言ってもあくまでも私の主観ですので、そのへんは大目に見てください。写真は岩内神社へ向かう道にある桜。4月24日(日)に撮影したものですが、2本だけつぼみとわずかに咲いているものがありました。

満開になると岩内食品から岩内神社にかけての通りは見事な桜の道となります。神社境内も素晴らしいので、連休で帰省の際はぜひ桜見学をお勧めいたします。

暖かくなって春らしさを感じる日が多くなってきました。郊外の川に流れる山からの雪解け水も、水量が増しているように感じます。たまには車から降りて自身の足で岩内の春を探し歩いてはいかがでしょう?

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2016年のニセコパノラマラインの開通は?

岩内町とニセコ町を結ぶ山岳観光道路、ニセコパノラマラインは冬期間通行止めになっていますが、今年は大型連休と同時に開通予定のようです。(ニセコ線は4月29日開通予定、蘭越線は5月28日開通予定)

雪が多い年によっては連休の開通ができないこともありますが、今年は雪が比較的少なかったので予定通りのようです。岩内町の観光客の来町者数も、この道が開通するとしないでは大幅な数字の開きがあるようです。

3月の新幹線開通後、まだまだ観光客が増えたなどという声はあまり聞こえてきませんが、函館からレンタカーなどを使って後志方面を回る予定の方がいらっしゃいましたら、ぜひこのパノラマラインをお使いください。

ここ数日天気が不安定で、日曜日も2週続けて雨模様。大型連休にはその分いい天気に恵まれるといいですね。道路情報は、ちゃんとしたところで確認してお出かけを。

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4月の雪

4月になったというのに、まだ雪が降るの?と誰しもが感じた4月11日の朝。カーテンを開けると真冬のように雪が降り注いでいました。

この雪を見て多くの人が、車のタイヤ交換をしてしまったけど、どうしよう?と思ったはず。弊社の送迎用のワゴン車はスタッドレスを履いたままなので、大丈夫。会社の始業の頃にはほとんど雪はなくなっていました。

写真は子犬を連れて散歩している方と思われる足跡です。車が通ると、「シャー」というシャーベット状態の雪を踏む音。除雪道具もほとんどのご家庭では収納してしまっていることでしょう。

毎年、こういうびっくりする日があるものです。草が少しずつ緑色をつけているこの季節の移り目。人にとっては温度差などの環境の変化はこたえるものです。ご自愛ください。

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文化センター西隣の堆雪所

暦はすでに4月。草花が出てくるなどの春を感じるいろいろなものがありますが、雪捨て場の残雪の変化もそのうちの一つ。

冬の間、排雪車が効率よく動けるよう、郊外ではなく町内の中にいくつかの雪捨て場、正確に言うと堆雪場があります。そのうちの一つが写真の文化センター西隣の空き地。(4月1日撮影)

でも何か変ですね。真冬はひとつの山のようになっていたのですが、雪解けの気温になってその雪山に縦の空間が作られました。表面積を増やして融けやすくするためです。一見、怪獣のモスラの行進のよう。

真っ白だった山は小さくなるにつれて真っ黒に。融けた雪で水浸し。外観は美しくはありませんが、雪国ならではの春の風景でもあります。通りかかったら、この大きさに比べてどれくらい小さくなったかを見比べながら、季節を感じてみるのはいかがでしょう?

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明るくなった終業時

昨日は2016年の春分の日が過ぎました。写真は先週のある日の夕方。現在の弊社工場の終業時間は16時50分なのですが、まだ日が昇っているいる状態。

調べてみると、3月20日の札幌の日没が17時47分。日没が終業時間と同じ日は2月4日でした。それよりも前は暗くなってから家路についていたということになります。

外が明るいと暗いでは気分的に違いがあります。終業してドアを開けたときに「いゃ~、明るくなったね~」と言いながら帰る工場職員の姿も、どことなく軽やかに感じます。

どこかにこんなことが書いてありました。「春分の日の頃は、厳しい冬を耐えてきた生き物が、前向きにやる気に満ち溢れると共に草木が芽吹き春の訪れを感じる時期でもあります。」商売に例えると、前向きになれる言葉ですね。

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