BYWAY後志17号に岩内線の記事

BYWAY後志という雑誌をご存知でしょうか?一般的な雑誌は広告収入をもとに雑誌が作られていますが、この雑誌は後志をもっと元気にしたいという人たちがボランティアで発行しているものです。

2016年12月発行の17号は、木田金次郎美術館の学芸員である岡部さんが岩内線について寄稿したもの。そもそも彼は岩内生まれではないので、旅人として岩内線の汽車には2度の乗車だけ。だからこそ、岩内人と岩内線のつながりを深く表現出来ていると感じます。

興味のある方はぜひ購入してお読みください。きっと岩内以外の記事も読んで惹き付けられると思います。後志以外だと、札幌の大手書店に置いてあります。不定期の発刊というのが、なんともいいものです。

BYWAY後志を読んでいると、後志は20の市町村がそれぞれの個性を持っている事を強く感じるのですが、一つの街みたいなもの。だって旅行者にとっては小さな一地域ですものね。

 

BYWAY後志17号に岩内線の記事」への2件のフィードバック

  1. uroshi utoka

    BYWAY後志を読みました。時々この雑誌に目を通すのですが、実にセンスの良い作りです。単なる観光情報ではなく、土地に根付いた文章と写真の組み合わせが素晴らしいと思います。例えば、最新号で登場するニセコ樫原家のファミリーヒストリー。家族写真に出てくる樫原文さんは、義理の姉のピアノの生徒だったそうです。この記事を書いた葛西奈津子さん、さらに岩内線について書いた岡部卓さんの記事と写真。つづいて古平漁港の歴史を綴った山本竜也さん。巻末にも登場し、『寿都五十話』と『南後志に生きる』という労作について語っています。前者は自分で買いましたが、後者は図書室で買ってもらいました。図書室で今でも予約待ちの人気のようです。いずれも後志の若い力の成果があふれ出ているようです。リゾート開発をはじめ、町では住民の意見を聞く姿勢を見せていますが、この雑誌をきちんと読み、この雑誌を支えている若い人々の意見を聞くことがとっても大事に思われます。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      uroshi utokaさん、こんばんわ。
      もちろんこの雑誌のことはご存じで読まれていますよね。
      好みの内容だということは、察しがつきます。
      ライターの方や登場人物も知っている人がいるので、親しみが持てます。
      葛西奈津子さんも、黒松内駅伝で一緒に走った知人です。
      おっしゃるように、地域のことをしっかり考えている人たちの意見を聞くことが大切だということには私も賛成です。
      リゾート開発の説明会で意見を述べている人の中に、自己アピールの場と勘違いしているのではと思われる人もいました。

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