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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

2017年度のMade in 北海道は浅草です

北海道新聞主催の北海道産品ののアンテナショップ「Made in 北海道」。今年は浅草の「まるごと北海道」という店舗を使っての開催となり、そこで一八の「にしんすぱ」が再登場いたします。

昨年はお台場で店舗を出して行っていました。そこで、にしんすぱの売上が一時は有名なわかさいも4位、同社じゃがッキー5位の次に来る6位に位置した事もありました。

類似商品がないというのは、独自性があっていいと思う反面、消費者にとっては冒険してまで買わないという位置にあり、買ってもらうためにいろいろと試行をしなければなりません。

ぜひ、都会の皆さまには「にしんすぱ」を買って食べていただいて、その良さを理解していただきたいと思います。浅草近くに行かれましたら、「まるごと北海道」のお店にお立ち寄り願います。

 

 

本日より岩内神社祭り

本日7月7日より9日まで岩内神社祭りが行われます。7日は夜宮なので、日中は普段通りのお仕事ですが、8日9日は会社が休業となります。今年は週末に見事に重なりました。

今年は週末にかかるということで、例年に比べて岩内に戻ってくる人が多く、祭りへの人の出も多いと予想されていますが、さていかがでしょう?

写真は6日、祭りの露店の準備をしていた風景です。この土地は弊社の所有地なので、長年お祭りが終わると興行主が土地代を支払いに来てくれます。昔は岩内のお祭りはいい売上になったそうですが、年々減少しているようです。

そりゃそーですよね。これだけ人口が減少しているのですから。それでも、この祭りの集客力は他地域に比べると凄いものがあります。どれだけ凄いかは、他の皆さんが出しているたくさんのSNSの情報をご覧ください。

 

公園はタンポポ畑に

写真は大浜公園。今、茎の長いタンポポ畑になっています。5月は茎の短いタンポポをよく見ますが、今時期は昔はこんなタンポポあったっけ?と思える違う種類のタンポポが咲いています。

岩内町には、大火後に防災の観点から作られた公園がいくつも点在しています。昔はこういった公園にたくさんの子供たちが集まり、草野球をしたりして子供たちの元気な声が当たり前のように聞こえていました。

残念ながら、今は公園で子供が遊ぶ姿はほとんどありません。タンポポが咲き乱れるようになったのも、子供たちが走り回っていれば、生えてこなかったものです。

岩内神社祭りが近くなると、刈払機の音があちこちで聞こえてきます。大浜公園も一度はきれいに雑草刈りをしたのですが、あっという間にこんな状態。人がいるといないではこうも違うのですね。

天候が不安定な7月上旬

カレンダーをめくって7月。早いもので今年も後半戦に突入。週末は岩内神社まつりが控えていますが、例年その頃は不安定な天候となっています。

本州では場所によっては梅雨明けというニュースが流れていますが、その頃の北海道はムシムシジメジメとした気候が続きます。本州の人に言わせれば、そんなのは梅雨ではないと言われるでしょうが、道産子にとっては息苦しい状態。

7月1日、突然ぽつぽつと雨が降ってきました。すると、アスファルトから蒸気が舞い上がり、不思議な光景に。路面の温度が高くなっていたところに、雨が降って、水分が水蒸気となって漂ったといったところでしょう。

入道雲はまだ出ていませんから、本格的な夏はもう少し。北海道にとっては短い夏。週末には屋外で行われるイベントも毎週末予定されています。あなたはどこに?

 

 

イカ船出漁とき

函館や江差方面では、イカの漁獲が少なくて大変だというニュースが流れている一方、岩内の市場では今週は連日数千箱の水揚げがされています。

28日は船数で47隻、6,000箱も上場されていました。おかげで岩内港は船がたくさんで活気があります。仲買や市場職員の人たちも、早朝から大忙し。ただ、漁がなくて愚痴を言うよりはいいと皆思っています。

夕方4時頃に港に行ってみる事をお勧めします。港に停泊していたイカ船が一斉にエンジン音を高く鳴らしながら港を出ていく様は圧巻です。

岩内神社まつりまではこの豊漁は続くと思いますが、どうなるかはわかりません。海の事は海に聞いてくれ、ですね。ある職員さんが「イルカの群れがイカを追ってきている」と言ってました。

珍しい魚の上場

岩内町の市場に行ってると、たまに珍しい魚を見かけます。先週土曜日と今週月曜日にひときわ目を引く大きな魚がありました。「イシナギ」だそうです。今となっては高級魚。

体長1mちょっと。重量は土曜日が43kg。月曜日が36kg。背びれなど棘々しく、うろこ一枚もギターのピックのように大きくて堅いものでした。盃漁協から運ばれたもの。

この魚を見て、年配の方たちから「イシナギ」と教えてもらいました。地元では「オウヨウ」と呼ばれているようで、昔は神恵内沖で獲れて、岩内への陸路がない時の定期航路「神恵丸」で船に積むのではなく、ロープでくくりつけて引っ張って運んだという事です。

今の時代、ネットで調べるといろいろ出てきますが、このように昔の事をよく知っている人たちからいろいろな事を教えてもらって記述しておくことも大切かな、と思いご紹介しました。

朝霧の岩内

5月から6月にかけて、朝はどんよりした雲が低く立ち込めていることが多いですが、実は山から見ると雲海になっている事が多いのです。

だからと言って、雲が立ち込めている山に登れと言っているわけではありません。日が長い今ですから、早起きして散歩してみると意外な風景が広がっているのを見ることができます。

写真は岩内町からすぐ隣の共和町西陵小学校の近くの風景です。朝の太陽を霧を通して見ると何とも幻想的。街に立ちこめていた低い雲も少し時間が経過すると場所を変えています。

やっぱり早起きは三文の得。いい景色だと思わなければそれまでですが、こんな景色を当たり前に見ることができる場所に住んでいることは、有難いことだと最近思うようになりました。

ナマコ漁始まっています

岩内の市場はイカが多く水揚げされるようになり、活気づいています。6月16日から漁が解禁になったナマコ漁も本格的になり、入札では高値が続いています。

この10数年の間で値段が約10倍になったナマコ、漢字で書くと「海鼠」。なぜこんなに高くなったかと言えば、中国での需要があるから。昔はあまりに売れずに、市場で押し売りをされたものです。

漁法はケタという大きなフォークにネットと鎖がつけられたようなものを砂地の海底に落として引きずります。浮き上がったナマコがネットに入るという仕組み。ただ、表面が擦れてしまったものは、商品価値がなくなってしまうので、入札にはかかりません。海水に入れておくと自己再生します。

漁協では漁師さんの漁獲割当というのを自主的に決めています。岩内のナマコは選別がいい、イボイボが立っているなどの理由で周辺の地区に比べて高い値で取引されています。漁期は7月末まで。

今日は夏至です 2017年

暦を見ると本日は夏至。一年で日が昇っている時間が一番長い日。職業によっては有難く感じる人もいることでしょう。

朝も窓の外が明るいと起きやすいし、仕事が終わった後にランニングをすると、まだ明るいうちに戻って来ることができるのはありがたいです。ただ、花火を楽しむには暗くなってからなので、遅い時間になってしまいますね。

サマータイム導入の話は今ではめっきりなくなってしまいました。一部の職場だけでやってもダメで、やるなら全国的に。明るい時間がもったいないと強く感じるようになったのは年を取ったせいでしょうか。

写真は最近の夕景です。岩内の夕焼けは写真の上手な方がたくさんUPしていますので、何気ない岩内の風景ということで。7時過ぎのもので、日が落ちる場所もこれからどんどん西に移っていきます。

岩内岳から見える水田とビニールハウス

岩内町のお隣、共和町は農業の町。広い面積に水田やらいでんメロン、スイカの畑が広がっています。車からですと、そんなに感じないのですが、山の上から見ればそれを実感できます。

写真は18日の早朝岩内岳から撮影したものです。少し霞んでいたので見えにくいかもしれませんが、望遠で見ると、水田に水が張られているのと、ビニールハウスが光に反射しているのがよくわかります。

もちろん、円山展望台からでもその様子はわかりますが、高いところに行けば、それだけ光の反射が強くなるので、わかりやすくなります。

いつも岩内に住んでいて、岩内岳に登ったことのない方、本当に水田やビニールハウスがよく見えるのか、確かめてみませんか?