作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

第33回共和かかし祭のご案内

 岩内町のおとなり、共和町のお祭りが24日(土)、25日(日)と行われます。メインは個性あふれる“かかし”のコンテスト。

 クラス単位や職場の仲間で作ったかかしが広い敷地にズラッと並んでいて、見ているだけでニヤけてしまうものがたくさん。世相を反映しているので面白いですよ。

 岩内が怒涛まつりに対して、共和町のかかしまつり。裏情報ですが、予算的には共和町の方が多いような。ですから、呼んでくる芸能人は、結構有名な人が来るのです。とはいえ、私は芸能関係の話題にはまったくついていけないので、ご了承を。

 写真は、怒涛まつりで応援に来てくれた、共和町のマスコットキャラクター「共くん」「和ちゃん」です。胸には特産の「らいでんメロン」のマークが入っています。ちなみに、「きょうくん」「わちゃん」ではなく、「ともくん」「かずちゃん」ですので、間違わないでくださいね。

 残念ながら、私は北海道マラソン出場のために、この会場にはいませんのでごめんなさい。

昔の大浜海水浴場のちょうちん

 弊社事務所2階の古いものシリーズ。勝手にシリーズ化してしまいましたが、今回は、岩内町の大浜海水浴場に取り付けられていた、提灯が出てきました。

 先代紀伊右エ門は、海水浴場を華やかにするためにつけたのか、その本心はわかりませんが、広告を兼ねて取り付けられていたようです。

 岩内の大浜海水浴場は、今は埋め立てられて大きな工業団地とフェリー埠頭になってしまいました。工業団地は企業誘致が進まず、上越と結ばれていたフェリーも撤退。

 ほんの1カ月程度しか海水浴場では泳げませんでしたが、私たちの世代にとっては、多くの思い出が残っていた場所でした。それにしても紀伊右エ門は若者が楽しむ場所が好きだったのでしょう。でも、身内にはとっても厳しい人でした。 

札幌から岩内への最終は?

 今日は札幌と岩内を結ぶ公共交通機関の話題を一つ。

 札幌から岩内行きバスの最終の時刻は、19時15分発。岩内着が21時37分。札幌でちょっと飲んで帰るにも、ちょうどいい酔い加減になった時には、席を立たなくてはなりません。都会の方にとっては、何それ?という感じですね。

 札幌でのマラソン大会の後、仲間内で飲んでも、最終バスの時間には逃げるように席を立った事が過去に何度もあります。JRを使う場合は小樽で乗り換えをしなければなりません。さらに、岩内線はとっくに廃止になっているので、小沢駅まで誰かに迎えに来てもらう必要があります。

 札幌発21時47分小樽行き。小樽着22時26分。小樽で倶知安行に乗り換え。22時29分発。小沢着23時27分。だれかのお迎えがない場合は、岩内か小沢のタクシーを前もって予約しておく方がいいです。岩内まではそこそこの金額になってしまうので、日程が許せば、札幌の安いホテルに宿泊した方がお得だと思います。

 小沢駅は無人です。先日、息子がこの時間の汽車を利用したので迎えに行くと、そこには明かりを求めたバッタの大群が。なかなかワイルドでした。いつも乗用車ばかり乗っている皆様、たまにはこんな公共交通機関を利用するのもいかが?

【注意】 上記時刻は平成25年8月現在のものですので、ご利用の方は必ずご確認ください。

 

景色の見えないニペソツ山

 北海道マラソンを一週間後に備え、マラソンの話をしたいところですが、一週間前から緊張しては、また直前で熱を出しそうです。そこで、今回はプライベートな山のお話を。

 毎年夏休みに家族を連れて登山に出かけているのですが、今年は東大雪のニペソツ山に登って来ました。子供の成長に合わせ、簡単に登れるところから始まり、昨年はトムラウシへと比較的体力を必要とする山行が出来るようになりました。

 ニペソツ山の標高は2,013mで、今年の西暦の数字と同じ。すわなち、標高年の山だというのです。私から家族への押しつけではなく、妻からのリクエストです。数年前から確実に息子達と妻の脚力が逆転。これ以上差がつく前に、きつい山に登っておきたいという事です。

 妻の荷物を子供たちと私で分配。歩き始める時は、小雨。途中雨が止んだものの、ニペソツの雄姿は見えず。結局は最後までうっすらとも景色は見えず。山頂の看板の写真を撮りに行ったようなものでしたが、不思議とつまらないという訳ではありません。

 その天気の中でも登る「変人」は他にもいるもので、行き交う数人の人に、「山頂は快晴でしたか?」と冗談を言うと、ニヤッとして「そりゃ~、最高だった!」と。もちろん、何も見えずに自虐的に最高さという事ですよ。

 糠平温泉にある今年出来たばかりの「ひがし大雪自然館」に行くと、ニペソツ山2013年記念登山証明書を名前入りで発行してくれます。興味のある方は是非登山して私に感想をお聞かせください。

 

岩内町運動公園の遊具『たら丸』が新しく

 岩内町には運動公園という場所があり、野球場、サッカー場などの運動施設のほか、小さな子供たちが遊べる場所もあります。

 昔は、町内あちこちにある公園が遊具を備え、たくさんの子供たちの遊ぶ声がしていたものです。今は残念ながら、それらの小さな公園ではなかなか子供たちが遊んでいる姿を見かける事はなくなりました。

 先月、運動公園の遊具 『たら丸』 が木製から現代風のものへ変わりました。【写真左旧、右新】 個人的には木製のほうが好きなのですが、安全面などから考えれば、取替も致し方ないのでしょう。

 こうした公園は、子供が主役。たくさんの子供たちが元気に遊び回っている姿が一番似合います。帰省でお子さんを連れてきた方は、じいちゃんばあちやんにお孫さんをこの運動公園に連れて行ってもらってはどうでしょう?SLもありますよ。

岩内共和道路にともなう国道の変更

 岩内共和道路が作られている事は、このブログでも何度か紹介をしています。積丹半島に向かう国道229号線に並行して作られていた道路が、平成25年8月29日より使われると看板に書かれてありました。

 距離にして1.1kmと短いのです。将来的にはこの新しい道が小沢まで伸びると思います。でも、なんでこの区間だけ?と思ってしまいます。

 そして、看板をよく読むと、9月4日までと。たった一週間だけ、この新しい道路を通らせて、また元に戻るのでしょうか?どなたか、詳しい方がいらしたら、教えてください。

 私たちが子供のころは、高度経済成長の時代で、日本列島改造論なんて言葉で公共工事がたくさん行われていました。新しい道というものは、その工事の是非はともかく、出来上がるまで興味深々でしたね。 

しりべしミュージアムロード共同展2013

 岩内町のあちこちで見かける、面白いポスターがあります。毎年7月から8月にかけて行っている、しりべしミュージアムロード共同展というものです。

 今年のテーマは「人生いろいろ~さらば、我が人生~」。ポスターは、人生ゲームのようなデザインで、すごろくのようになっています。

 岩内町の荒井美術記念館、木田金次郎美術館、共和町の西村計雄記念美術館、倶知安町の小川原脩記念美術館、ニセコ町の有島記念館が共同で互いに収蔵作品を交換し、同時に5つの展覧会を行っています。

 会期中は、入館料相互割引や スタンプラリー、ワークショップなどの関連事業もあるということですが、美術に疎い私ですので、これ以上の情報は間違いの元。興味のある方は直接美術館にお問い合わせください。18日までですので、お急ぎを。

 ふと思ったのですが、このポスターを前にして、サイコロを振って遊ぶような人っているの?

北海道マラソン2013まであと2週間

 この一週間、北海道もかなり暑さを感じさせる日が続きました。北海道マラソンまであと2週間。当日の気温はどうなのだろう?と毎年不安を抱きながら、いろいろなことを想像するこの時期です。

 昨年は 『蝦夷梅雨(えぞつゆ)』と呼ばれる、本州の梅雨のような天気が7月に続き、気温も比較的低めに推移していました。ところが、お盆休みを過ぎてからは、連日の猛暑。普通はお盆を過ぎると秋風が吹いてすごしやすくなるのですが、昨年はその猛暑によって私は体調を崩してしまいました。

 北海道マラソンは、ただ本番に向けて体作りをすればいいというものでなく、真夏の大会であるが故、このように気候によって微妙に変化を生じる体をしっかり管理しなければなりません。もっとも、若い時はそんな事はへっちゃらなのですが、年齢を重ねると、疲れの抜け方も遅いですし、順応性が弱くなってきています。

 トレーニングの内容も、少しずつ本番に向けて落としていくのですが、仕事との絡みもあって、毎年これが私にとって一番難しいところです。

 写真は7月25日に北海道新聞に掲載された北海道マラソン2013の記事の一部です。大会当日の最高気温と完走率も載っていますが、4年~5年に一度は最高気温が20℃前後まで落ちます。

 そう、もしかしたら、今年は大会当日気温が低くて走りやすいコンディションになるかもよ~。なんて、最後は「神頼み」にしてしまう私はやっぱり弱いね。

にしんサンドは早々に完売

 平成25年8月3日・4日に行われた “いわない怒涛祭り”。 今年は岩内高校事務情報科が、身欠ニシンを使った、『ニシンサンド』を販売しました。

 一日200個限定、2日間で400個の目標でしたが、両日とも早々に完売となったようです。写真は、2日目にお昼前の写真です。たくさんの人が例をなしてニシンサンドを買い求めていました。

 ブースの中では、生徒さんと先生があわただしく動きまわる姿がありました。高校生が怒涛祭りで自分たちが開発した商品を販売する姿って、いいですよね。地元の特産品を若い時に理解して、それを利用して、何かをやってみる。自己アピールの場が、地元のお祭りであるというのは、とてもいい形だと思います。

 私も遠巻きに見ていましたが、校長先生も視察、激励に来られていました。こうしてひとつの『武器』ができたのですから、これからも積極的に町内外にアピールして、いろいろな経験をし、自信をつけてほしいと思います。

そば畑が満開

 岩内町の宮園地区、倉島牧場南側にそば畑の花が満開になっています。写真は7月下旬に撮影したものですが、今も白い花が咲いています。

 昔はあまりそば畑は見なかったのですが、近年はよく見ることが出来るようになりました。そういえば、数年前に弊社の身欠にしんを使ってニシンそばを作られている京都のそば屋さんのご主人が、いいそばを求めて北海道を歩きまわり、岩内にも来たことがあると言ってました。

 そばで有名なのは、北海道では幌加内町ですね。スケールの大きな畑に白い花が一面に咲いていたのを見たことがあります。ただ、岩内にあるそば畑も、なかなか背景とマッチして、いいものです。

 第一中学校上にあるそば畑は、眼下に岩内湾を見ながら、その畑の丘陵になった風景を楽しむ事ができ、お勧めです。パノラマラインでニセコから岩内に入る手前に広がっています。

 ということで、岩内に来る楽しみがまた一つ増えましたね。来町されましたら、ぜひ探してみて綺麗な写真を撮ってみてください。もちろん、お土産は一八の商品ね。