今週末は第40回いわない怒涛祭り

 毎週末のこどく各地で行われている夏まつり。岩内町の8月第一土曜日、日曜日は怒涛祭りがあります。ブログネタもイベント情報が続きますね。さて、いわない怒涛祭り、振り返るといろいろな変化がありました。

 第一回目の時は、浮世通りと呼ばれる夜の繁華街に出店が並んでいました。岩内神社祭り同様に、露天商が並んでいましたが、いつのころからか分かりませんが、マリンパークと呼ばれる木田金次郎美術館の南側広場で、地元のお店の出店のみで行われていました。

 その後、港の海岸通りの広い部分を使っての会場を経て、今は文化センター西隣の空き地を使っています。同じく露天商は出店を認めず、地元のお店や団体にのみ許可を出しています。

 メインは土曜日の花火大会で、その時間帯はいったいどこからこんなに人が湧いてきたの?と思えるほどの人が集まり、熱気を感じます。今年は第40回で花火の予算もいつも以上にかかっているようなので、迫力がある花火が見ることができると思いますよ。週末は岩内でお楽しみください。

なぎの状態の港

 先日7月29日の岩内港の夕方の風景です。波がほとんどない状態なので、凪(なぎ)ですが、凪の最上級をベタナギと言います。

 波がなければ、水面は鏡の状態になり、夕日を綺麗に映し出します。何度も言いますが、写真ではなく本当の美しさは、やっぱり本物を見てくださいね。

 いろんな場所で鏡沼なんて言葉を聞いた事はありませんか?風がない時は、水面が波立たず、鏡になるために、遠くにある山がさかさまに移ったりします。ですから、逆さ富士なんて言葉もよく聞きますね。

 しかし、こんな凪を見ていると、真冬のあのシケの様子が嘘のようです。でも、季節が変われば、生き物のようになった海も登場します。せっかくの風景です。ふと立ち止まって夕日を眺める時間も必要かななんて、思ってしまいました。

第10回しりべしミュージアムロード共同展ヘンシン!

 後志地方にある5つの美術館で毎年、夏に共同展が開かれています。毎年同じ発言をさせていただきますが、私の美術に関する知識、教養、センスは、かなり低いものでして、とても皆さまにご紹介する立場にはありませんが、ポスターが好きなのでご紹介いたします。

 7月20日から8月19日までの間、岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町にある美術館巡りをくてくださいというもの。テーマは「ヘンシン!」なぜヘンシン!なのかは、違う場所でお調べください。

 ポースターには、毎年たら丸や倶知安のじゃが太君などが並んで写っています。昨年は無人駅の小沢駅プラットフォームでした。今年のこの写真はどこかおわかりですか?後志通の方ならば、あの山の風景と三角屋根ですぐにおわかりだと思います。

 ニセコ周辺の観光と言えば、なかなか岩内まで足を延ばしてくれない、なんて声をよく聞きます。もっとニセコに来るお客さんを岩内に呼び込もうと、岩内観光協会も最近は力を入れているようです。とはいえ、このブログを読んでくださる皆さまは、岩内へ来るのが一番の目的ですよね!

そば畑が見頃です

 岩内やお隣の共和町の畑を見ると、毎年同じものが作付されているとは限りません。私は農作物に関しては素人なので、コメントするのはちょっとためらいますが、今、そば畑の白い花が満開になって綺麗です。

 写真は倉島牧場の裏手にあるそば畑です。岩内岳をパックになかなかいい景色なんです。毎朝女工さんをお迎えにワゴン車で、この景色を見ながら走ります。

 このおそば、どちらで食べられているのでしょう?昔はそばを栽培する農家さんはいなかったと思うのですが、今はいろいろですものね。

 いつだったか、出張で京都に行って、弊社の身欠にしんを使った「にしんそば」を作っていたお蕎麦屋さんのご主人も、いいそばを探すのに全国を旅して、岩内にも行った事があるとおっしゃっていました。

 岩内で栽培されたおそばと岩内の身欠にしんで作った「にしんそば」。もしもあったら旅行好きのみなさん、絶対に食べるでしょ?

17年かけてフル4時間を切ったS女史

 今では、色とりどりのランナーズファッションでたくさんの女性がマラソン大会に参加していますが、28年前からマラソン大会に参加していた女性の友人のお話を。(今回はS女史といたします)。

 S女史は看護師であり、母親であり、奥様でもあります。職場のお話を聞くと、夜勤もあり、私たちに比べると非常に不規則な時間で生活しています。そんな中で、ランニングを続けるというのは、出来るのだろうか?と思ったのが私の最初の疑問でした。

 走るきっかけは看護学校時代(28年前)何か運動したくて、5キロのレースに参加したのが最初。同時期に登山も始め、トレーニングとして好きな時に走る程度。出産前後、子どもが3歳までは走る時間はとれず。それでも好きな美瑛マラソンのほか毎年何かの大会には参加。19年前に初ハーフ、17年前に初フル参加。目標は特に持たず、いつかフルマラソン走れたら良いな~くらいの漠然とした思いしかなかったとのこと。

 ある年、高校の同窓会で再会したG氏とマラソンの話で盛り上がり、失せていた北海道マラソンへの意欲が再び湧いたということです。しかし、北海道マラソンは2006、7、8年とタイムオーバーで回収。この時はまだ4時間制限の時代です。そして、2011年の北海道マラソンで見事4時間10分で完走。

 昨年春にG氏とそのつながりで私を含む何人かが、同じ大会に出るようになりました。先日の札幌ドームリレーマラソンもそんなつながりからチームができました。私はS女史に近い持ちタイムの友人Mとわざと競うように仕向けたり。ちょっとしたモチベーションを意識してもらったところ、今年の千歳フルマラソンで3時間57分で4時間切り。初フル参戦から17年後の事でした。

 走る意味、大会に出る意味は人それぞれ違うもので、何も記録だけがすべてではありません。彼女と話をすると、走って気持ちよかったとか、走りながら草木の匂いを楽しんだなど、決して辛い練習をしている雰囲気がありません。それはこれからもずっと続けていくためには、一番いい感覚ではないかと思います。

 長く楽しくランニングも登山も続け、超元気なおばあちゃんになることが理想というS女史。職場の若い女性をSチルドレンと呼び、大会に連れ込んで楽しさを教えています。私から見ると、非常に走りも精神的にも安定した女性です。ですから、まだまだこの先、何かをやってくれそうな、私にとっては、M氏とのバトルを期待していますので、是非楽しませてください。そして、おいしいビールを皆で飲みましょう。

身欠にしんの山椒漬

  身欠にしんの山椒漬けと言ったら、福島県会津地方の代表的な郷土料理です。今日は我が家で試してみた山椒漬けをご紹介いたします。

 身欠にしんには、カチカチに乾燥した本乾、カチカチのちょっと手前の八分乾、一夜干のソフトと3種に分かれます。この山椒漬けには八分乾を使います。

≪身欠にしんの山椒漬けレシピ(5人前)≫

【材料】 ●八分乾 身欠にしん 10本  ●山椒の葉 手のひら片手一杯  ●酢 100cc           ●しょうゆ 100cc ●日本酒 25cc ●みりん 25cc

【作り方】 

  1. 身欠ニシンを米のとぎ汁で一晩つけ戻す 
  2. 頭と背びれを切り落とす。うろこをホークなどを立てて取り除き、よく洗い流す。
  3. タッパーなどの容器に、身欠にしんと山椒の葉を交互に重ね、上記の合わせ調味料を入れて漬け込みます。
  4. 冷蔵庫で一週間ほど漬け込みます。

 たったこれだけのことですが、酢を使うことによって、小骨も気にならないほど柔らかくなります。写真のようにスライスしてお召し上がりください。夏の暑い時期にはビールにとても合う肴だと思います。

 出張で日本各地を回ると、このように身欠にしんがそれぞれの地域で、いろいろな食べ方をされているのを見かけます。日本の食文化の奥深さを実感します。北海道の皆様、ちょっとたまには八分乾の身欠を使って、挑戦してみませんか?

NHKニュースで、オートバイサーカスの話題

 先日、NHKニュースを見ていましたら、夏まつりでオートバイサーカスの話題が取り上げられていました。岩内神社祭りでは、毎年来ていてオートバイのエンジン音が祭りの雰囲気を出しています。

 私も子供の頃からお祭りにはオートバイサーカスというイメージがありました。でも、私の妻のように東京から来た人間には、なにそれ?状態。テレビで取り上げられるくらいだから、あちこちでやっているんだな、どこでやっているのかな?と思ったら、画像は岩内神社祭りを映しているではありませんか。

 垂直の円筒型に組まれた板の内側を遠心力でぐるぐると、いろいろなポーズを取りながら回ります。そのたびに上から覗き込む場所が揺れて、ドキドキ感が子供たちを刺激するのです。

 昔は、見世物小屋などもあって、怖かったですね。このオートバイサーカスの人たちは、夏まつりを渡り歩いて商売をしているんですね。さて、今週はどちらでやっているのでしょう。

ハグマート限定販売商品のご案内

 札幌狸小路5丁目にある道産食彩HUGマート。ここには、弊社のにしんのおかげが販売されていますが、このたびもう一品を販売する事になりました。ニシンの切込です。商品名は、「鰊切込隊長」。ネーミング、面白いでしょ。覚えましたね。

 岩内で販売している鰊の切込隊長の原料は、アメリカ産。HUGマートで販売する「鰊切込隊長」の原料は北海道産です。どちらがおいしいの?と言われれば、正直な感想では、アメリカ産かな?と思いますが、北海道産ニシンがせっかく戻ってくるようになったのですから、その有効利用をどんどんしていく義務があると私は考えています。

 北海道産原料の鰊切込隊長。HUGマートスタッフの試食では、高評価をいただき、最初の100個までは、お披露目特別価格でご提供させいただいておりますので、是非お早目にHUGマートでお求めください。

 なお、この商品はHUGマート限定のため、他のお店、弊社事務所でも販売はしておりませんので、ご了承ください。発酵食品が見直されていますね。保存料も使っておらず、海洋深層水を使い、素材の旨みを上手に引き出した商品です。ぜひ一度お試しください。

第40回怒涛まつりはT-1グランプリ

 平成24年8月4日(土)、5日(日)はいわない怒涛祭りです。今年は40回目の節目の年。いろいろなイベントが目白押しです。その中の一つのイベントをご紹介いたします。

 T-1グランプリ。このブログでT-1グランプリと言えば、漬物グランプリでしたね。いわない怒涛祭りでは、T=TRIKE=三輪車 との事。5人1組のチーム対抗で三輪車で競争するようです。ちっちゃな子供ではなく、大人がやるのですから、こりゃ大変。

 となると、足の短い私などはかなり優位ではないかなと思ってしまいます。昨年までは、長縄大会で、回数を多く飛んだチームに、賞金が出ていました。でも、数年続けると、それなりの準備をするチームが出来て、セミプロのようになってしまいました。

 ということで、趣向を変えたとの事ですが、まぁ楽しんだ者勝ち。お友達と一緒に、メンバーがいなかったら、近くの人に声をかけて是非参加してください。詳細はいわない道の駅にお問い合わせください。当日使う三輪車は、道の駅にありますよ。

【道の駅のお姉さんから情報が入りまして、チーム対抗ではなく、5人で争う勝ち抜け戦との事です。大人の部と子供の部があるとのことです。間違いの情報を出してしまい、申し訳ありませんでした。】

岩内町の小学校統合問題

 人口減少と子供の減少は、現在の日本の地方にとっては、必ずついてくる問題ですが、ここ岩内も例外ではなく、加速度的に減少は進んでいます。

 子供の数が少なくなると、当然のことながら学校のクラスの数が減少し、東、中央、西と3つある学校はそれぞれの学年が1クラスになってしまっているところがほとんど。数年前から統合の問題が出ていました。

 私が小学生だった40年ほど前は、東、高台、西、島野の4つの学校が統合され、今の3校になりました。その時は、立地場所も変わりました。当時も、統合に対していろいろな意見が出て、それらをまとめ、説得するのに大変だったと聞きます。

 新聞には、2014年度から統合され、東小、西小の2校になり、今の中央小が廃止されると書かれています。このブログをいつも読んでくださっている岩内出身の皆さま、この統合のお話を聞いて、どのように感じられているでしょう?