大阪の展示会場に「にしんのおかげ」が行きます

 展示会、見本市などいろいろなイベントがありますが、その出展にはいろいろな費用がかかります。ブースの出展料金、装飾代、サンプルの輸送費、交通費、などなど。

 大きな企業では、その展示会で効果的な商談の成果を生めば、すぐに元が取れることでしょう。しかし、弊社のような小さな会社が、大きな展示会に出るとなると、かなりの覚悟が必要になります。

 平成24年2月27日(月)に北海道産品取引商談会という商談会が大阪であります。私は行くことができませんが、北海道商工会議所連合会が、弊社のような小さな企業の商品を持ち寄って、「北海道美味いっしょプラザコーナー」を作り、代行で説明をしてくれます。

 大阪周辺で「にしんのおかげ」に興味をお持ちの企業の方は、ぜひそのブースにお立ち寄りいただければ、「にしんのおかげ」を試食することができます。

 写真は、2月1日~3日に東京ビックサイトで行われた、「スーパーマーケットトレードショー」の、道商連「北海道美味いっしょプラザコーナー」です。ここにも「にしんのおかげ」が陳列され、試食が行われていました。

マダラのお話

 岩内のマスコットキャラクターのたら丸くんは、マダラではなく、スケトウダラから生まれたものです。マダラとスケトウダラの違いは、魚好きの方ならお分かりでしょうが、マダラは大きく丸こっいのに対し、スケトウダラは細長くなっていますね。

 写真はマダラで、あごに1本のヒゲがあるのが特徴です。そのヒゲは触ひげと言って、感覚器官の一種でヒゲに触ったものは何でも食べてしまうんですって。

 また、たらにまつわる言葉はいろいろありまして、「タラふく食べた」「あほんダラ」「ぐうタラ」なんて言葉は、マダラから来ているとされています。詳しい由来は、ご自身でお調べください。

 魚へんに雪と書いて鱈(たら)です。雪の季節の今が旬ですね。寒い時には、たらちり鍋がいいですね。マダラの代わりにスケトウダラでもいいですね。鍋をつつきながら、ぐうたらな生き方について語り、アホンダラぁ~なんて言いながら、鍋をたらふく食べて、楽しい食卓にしてみてください。

今週も続く深夜番組で岩内が

 STVの深夜バラエティー番組「ブギウギ専務」に先週、岩内町がたくさん出ましたね。道外の読者の皆さま、申し訳ありません。北海道だけの番組のお話です。

 私はとっくにお休みの時間ですので、録画を見ました。すると、北緯43度(お土産屋さん)でお買いものをしたご一行が、一八のたらこを買ってくれました。さらに、そのたらこを食べようとする前に、いろいろとギャグをするのです。

 食べ物の番組ではないので、食べるところは写したりしません。夕方に買ってきて、夜にはまだ融けてないから食べられないよと思っているのは、視聴者の中では私だけでしょう。

 ちなみに、このたらこは北緯43度限定販売のの無着色たらこです。化粧ケースもわざとレトロなものを使っています。番組をご覧になった方は、ぜひ岩内のお土産屋さんの北緯43度に来て、この商品を探し当ててください。

 番組は、2月22日本日も引き続き、岩内町でのロケの映像が流れるようです。本日深夜0時29分からです。

冬の海岸線

 昔、東京である人に「海岸線の雪はどのようになっているの?」と質問を受けたことがありました。そんなこと考えてもみなかった、とほとんどの方が言うと思います。ただ、雪とは無縁の生活をしている方にとっては、イメージするにはあまりにも「わからない」情景ではないかと思います。

 写真は、岩内から雷電海岸を通り、刀掛トンネルと磯谷トンネルを抜けたところにある風景です。砂浜が広がる風景も、冬は白く変化します。ご覧の通り、波が打ち寄せる場所は雪がなく、その線は潮の満ち引きによっていつも違う景色となります。

 岩内周辺の海岸は、このような砂浜と岩浜があり、それぞれの風景が織りなしています。岩内の敷島内地区は丸石が転がる海岸です。雷電海岸は切り立った崖の海岸線で、岩浜です。そしてトンネルを抜けて砂浜が広がるといったほんの10数キロでそんな変化が楽しむことができます。

 このブログでも何度か出ていた大浜海水浴場は砂浜で、写真のような風景が広がっていました。写真ではどうしても伝えることができないことがあります。匂いや風、寒さ・・・。やっはり実際に見に来なければ、「実感」できません。いつか、岩内のこんな風景を楽しみにいらしてください。

第4回べに子のひな祭り

 岩内の有名マスコットキャラクターたら丸君の妹のべに子。このひな祭りはべに子が主役になって、商店街のイベントが開催されます。その名も「べに子のひな祭り」。商店には大小のひな壇が飾られています。

 ひなまつりの3月3日まで、イベントに参加しているお店でお買いものをして、スタンプを押してもらい、抽選で景品が当たるというものです。また、参加店に隠されたひらがな1文字を探し、クイズを完成させ、その答えを応募して抽選に参加することもできます。

 商店街が寂しくなっている現状は、ほとんどの地方都市が抱える問題です。私は派手なイベントはあまり好きではありませんが、商店街をひな壇を飾って楽しく見せる。そしてまずは商店街を歩いてもらおうという取り組みは前向きでいいと思います。

 毎回、お客さんやお店側のマナーの問題がちらほらと聞こえたりしますが、改善しようという試みも感じられます。最初からどんなことでも上手に行きませんものね。

 マスコミで有名になるくらいの盛り上がりを見せて、全国各地から視察団なんて来たら、いいですね。岩内在住の皆さまは、普段行かないお店を覗くいいチャンスです。岩内以外の皆さまは、ぜひ岩内の商店街をゆっくり見にいらしてください。詳しくはいわない道の駅に来てお尋ねください。

昔のスキースタイル

 12月から日曜日は岩内のスキー事情について書いておりますが、今日はちょっと趣向を変えて、昔の写真を見てください。

 この写真を出すのは、かなりの勇気を必要としますが、子供たちに昔のスキーはこのようなものだったと教えるには、やはり写真が一番だと思い、意を決して載せます。私が小学1年か幼稚園児くらいのときでしょうか。

 スキーは単板(たんぱん)と呼ばれる、木一枚でできたものです。金具はカンダハーと呼ばれる靴の先をひっかけて、かかとをワイヤーで固定するというもの。注目はストックです。竹でできており、竹の節目がちゃんとあります。さらに、リングにご注目。この部分も竹で、皮で上手に結ばれているのです。

 まだまだ続きます。靴は皮だったと思います。まるで登山靴のように、紐で縛るのですが、ほどけた時はかじかんだ手で上手に結べずに難儀したものです。

 ここまで書いて、どうだ~!と言いたくなりましたね。このスタイルを知っている人にとっては、眼の玉が飛び出るほど「懐かしい」でしょ。

 着ている服装は、ナイロン系のものはなく、ほとんどが綿と毛糸です。手袋は転んで雪をつけるとどんどん膨らんでいきます。お尻はべちょになって、家に入ってももひきとパンツまで濡れたものを脱ぎます。(変な想像してはダメよ)

 場所は家の前で、ゆるやかな傾斜になっています。道路で滑ってもまったく問題なしですが、この時はまるで滑ることができませんでした。歩くのもやっとのことで、とりあえずは、「カメラ目線で笑顔」の親に対するサービス精神の一枚です。

 この写真を撮った時は、道具を兄から借りたのですが、のちにお下がりとして、私のものになったと記憶しています。

 この後、札幌オリンピックを経由して高度経済成長、日本列島改造論とともに、スキー道具、スキーウエアー、スキー場は大きな変化をしていきました。

 

読売新聞に「にしんのおかげ」が掲載されました

 先日の道新後志版に「にしんのおかげ」の記事が載りましたが(1月24日付ブログ)、今度は読売新聞に載りました。マスコミがマスコミを呼ぶ形となりましたね。お問い合わせもすぐにいただいております。読売新聞小樽支局長の高橋さん、ありがとうございます。

 掲載日は平成24年2月16日付です。P30の地域版のラベルという、地域の商品を紹介する記事です。記事の内容は、「にしんのおかげ」がどのようなもので、どのように生まれたかを書いてあります。

 写真に、「ネット上では食べ方も紹介している」と添書きがあり、文章の最後には、「ただうまいだけでは売れない。情報を発信し続けていく」と紀専務は話す。と書かれてあります。

 このブログの定期購読者の皆さまなら、そんなの分かっているさ、と言っていただけることでしょうね。記事のスペースは道新よりも小さいのですが、今回はなんと全道版です。ホップ、ステップ、ジャンプ!で次は全国版?御期待ください。

雪まつりの後

 札幌の雪まつりも2月12日で終了しましたが、翌日のニュースでは大雪像の取り壊しの映像が流れていました。北海道のニュースの定番の画像ですね。

 私が本州に在住の時、友人からよく「雪まつりが終わった後も、そのまま雪像を残しておけばいいじゃない」と言われました。でも危ないから壊すんですね。

 雪でてきている以上、気温が上がって融けると、どんどん崩れるのです。今回も雪まつりの期間中、暖気で雪像が崩れてしまったものがあったようです。

 岩内のちびっこ広場の滑り台も、そんなことから壊すことになっています。ちびっこをお持ちの皆さんは、今度は、お子さんやお孫さんと一緒になって雪の滑り台を作りましょう。

大荒れです

 暖かくなったと思ったら、甘いですね、大荒れです。今年の岩内は、それほど降雪量が多いというわけではないと思いますが、寒い日が多く、なかなか雪が融けないのではないかと思います。

 写真は、岩内の防波堤です。遠景ですので、よくわからないかもしれませんが、防波堤に波が当たって、波しぶきが高々と舞い上がっています。10m(?)の高さがある赤灯台も、簡単に飲み込まれています。もしも、防波堤の近くに行ったならば、とてもじゃないですが、撮影なんてできません。

 海が荒れることをシケると言いますが、毎回、この波の状態を見ると、シケという漢字はよくできた文字だと実感します。時が化けると書いて「しける」です。

 前日は暖気で穏やかだったのに、一夜明けると、ああ、やっぱり冬の日本海、岩内の浜だ~

昔の岩内郵便局(本局)

 今現在、岩内町に郵便局はいくつあるかお分かりでしょうか。本局の他、高台郵便局、島野郵便局。簡易郵便局は、大浜、東山、宮園にそれぞれあります。

 写真は、郷土館で撮らせていただいたものです。現在の建物ではなく、昔の本局です。1977年(昭和52年)に移転する前は、現在の北海信金岩内支店の隣付近に建っていました。

 当時、小学生だった私は、日曜日の朝に私書箱の中に入っている郵便物を取りに行って小遣いをもらっていました。私書箱を使っていた企業には、郵便物は配達されず、私書箱のカギをあけて自身で受け取ります。そのほうが、早く郵便物を受け取る事が出来るからです。

  数年前から、この私書箱が岩内局ではなくなりました。情報通信の時代の変化ですね。ところで、私書箱には、企業名ではなく、番号がついていていました。弊社の番号が何番かは、このブログの皆さまならすぐにお分かりですね。もちろん「18」番です。