最近の建物は窓が二重になっていたり、入口が風除室というものがあって、気密性が高く、保温に優れていますね。よって、小さなストーブでも暖かく保つ事ができます。
しかし、弊社の事務所は古い建物である故、あちこちから隙間風が入り込みます。今年のこの寒さで、ちょっと油断すると水道管を凍らせてしまいます。
そこで、いくつかの窓にビニールを張り、隙間風が入らないようにしました。これって、昔は結構やっている家が多かったですよね。窓の外側から厚手のビニールを張った住宅、最近は見なくなりましたね。
省エネ大賞の企業として考えたのは、エネルギーを使わないという事よりも、エネルギーロスをいかに低くするかも大切だと。でもね、本音は改修工事をしたいなぁ~と思うのですが、生産現場の改修をついつい優先してしまうんですよね。
私は隙間テープ(スポンジの様な物)を茶の間の窓やベランダの隙間に張り巡らしています。
専務さんの会社ほど年季は無いですが築40年で雨漏りや冬は隙間風で悩まされています。
テープの他にホームセンターへ行ってプチプチのビニールを窓の内側から張ってます。
灯油の値段も高いので部屋の温度を調節し厚着して節約です。
いつしか北海道の人たちは、家の中が暖かい事に慣れて、厚着をしなくなりましたね。
部屋の温度を少し下げて、一枚多く着込めばいいのに、慣れというものは怖いものです。
昔の家は、朝ストーブの蒸発皿の水が凍っていたりしましたよね。
子供の頃、震えながらストーブの前にへばりつき、その氷が融けるのを観察したりしたのを思い出しました。
昔我が家でもビニールや隙間テープを張っていたと思います。
そんな冬支度は若い世代にはだんだん必要なくなっていくのですね。
若い子に昔はこうだったのにと言っても、「昔と今は違う」の一言で済まされます。
まぁ、私も若かりし頃はそんな事を言っていたのかもしれません。