作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

高台小学校閉校記念誌

 岩内町の小学校統合により、現在の中央小学校が来年3月に閉校し、東小学校と西小学校の2校となります。中央小学校の前身は高台小学校。私も高台小学校の卒業生です。

 弊社2階を整理していると、また懐かしいものが出てきました。高台小学校の閉校記念誌です。今の協会病院が建っている場所にありました。中庭が二つ存在する、変則的な建物でした。

 昭和26年から閉校の昭和52年まで。たった26年間だったのですね。私が記憶するあの校舎から想像するに、かなりの歴史を持った学校だと思っていたのですが、こうして記念誌を読んでみると、意外なことがわかります。

 弊社の先代紀伊右エ門、現社長の紀八郎も、この高台小学校でPTA会長に就任していた時もありました。そして、このブログでたまにコメントをいただく高山さんの文章も見つけました。高山さんの最後に書かれていた言葉を写させていただきます。

 「・・・・高台小学校はいつまでも僕たちの心の中に立っていて、これからの僕たちをささえてくれるだろう。」

岩内高校でニシンサンドの試食会

 先日、岩内高校3年の事務情報科の授業で、ニシンサンドの試食評価を依頼されて行ってきました。写真は、翌日北海道新聞後志版にその時の様子が書かれた記事です。

 6つの班に分かれて、生徒たちが自ら作った、身欠にしんを使ったサンドとバーガー。身欠にしんをフライにしたり、ミンチにしたりの工夫もオリジナル。食べてみて、どれもそれなりのレベルに達していて、おいしくいただきました。

 招待されたのは、消費者協会のご婦人や、飲食関係の方、私のような製造業の人など。お昼過ぎで、6種も試食しなければならなくて、正直後半の3つは、上手に評価出来なかったと反省。

 内容はさておき、岩内高校の生徒が身欠にしんに興味を持ってくれて、それを前向きに取り組んでいる事が、とっても嬉しかったです。味については、厳しくご意見される方もいたようですが、まずは第一歩、よくぞやってくれました、岩高生。

 怒涛まつり(8月3日・4日)で、さらに完成度を高めたニシンサンドが販売されるようですよ。皆様、ご期待を。

連休はサッカーU-10全道大会が岩内で

 第10回 岩内町長杯全道少年U-10サッカー岩内大会が平成25年7月13日(土)~15日(月祝)に岩内町運動公園サッカー場で行われます。

 岩内町長杯とありますが、南北海道大会となっており、各地域で勝ち上がってきた強豪チームがそろいます。最終日の15日は、準決勝、決勝のみ行われ、4チームだけ。他のチームは14日でさっさと帰ってしまうというパターンのようです。

 岩内町の運動公園には、芝生の綺麗なサッカー専用グラウンドがあります。20年ほど前は、清水エスパルスの合宿で岩内町のこのグラウンドが使われていた事があります。今テレビ解説をしている澤登さんなどが活躍をしていた時代ですね。

 私の子供たちも昔は岩内町のサッカーチーム、「イーグレット岩内」に所属し、お世話になっていた事もあります。U-10(アンダー・テン)といえば、小学4年生以下ですからね。ちっちゃな子供たちが巧みなボールさばきで・・・・・下手な解説よりも、岩内に見に来ませんか?

 14日は軽トラ市もやっていますので、ぜひ連休は岩内へ!

7月14日(日曜日)は、軽トラ市です

 今度の日曜日は、駅前通り商店街の道を歩行者天国にして、軽トラの荷台で地場産品の販売をする「軽トラ市」があります。岩手県雫石をお手本として始まり、今回で10回目。

 7月は味覚市と称し、飲食が出来るようになってます。軽トラでの販売は10時から13時。その後、軽トラが出て行ったあとは、歩行者天国がそのまま飲食の場となります。

 今年は軽トラの参加台数がちよっと少ないようです。春の雪解けが遅かったせいで、農作物の遅れがあり、農家さんの参加が少ないためのようです。

 まぁ、その分私たち水産関係者ががんばって販売いたしますので、お時間がありましたら、ちょっとのぞいてみてください。掘り出し物も用意していますよ~。

 

インターンシップの受け入れ

 岩内高校の2年の男子生徒2名が弊社工場で体験労働をしました。3日間、午前中だけ。これをインターンシップと呼ぶのですね。私たちの学生時代にはありませんでしたし、どんな事をさせればいいのか受け入れ側としては戸惑いました。

 今年の岩内高校での講話から続いて、インターンシップの受け入れをぜひお願いしますと就職担当の先生から頼まれました。工場の男子職員にとっても、若い子に教えるということで、いつもと違う考え方を学ぶいい機会かなとも思い、承諾をしました。

 また、高校生といえば、女工さんからしてみれば自分の息子や孫のようなもの。いつもは岩内弁で勇ましい発言をする人も、人が変わったように優しくなっていました。

 インターンの2人(MS君とMT君)、初日は緊張の連続で、「疲れた~」と言ってましたが、立派に仕事をこなしていました。卒業してどんな企業に勤める事になるかわかりませんが、この3日間を大切な “経験” として役立たせてほしいと願います。 がんばれよ~、MS君とMT君。

 写真は、左が実習生で、右の女工さんに指導してもらいながら、数の子の選別を進めている様子です。

7月7日から岩内神社祭りです

 いろいろな夏のイベントが北海道では予定をされていますが、それらの日程はほとんどが週末になっています。たとえば、岩内の怒涛まつりは、8月の第一土日など。

 しかし、曜日には関係なく「岩内神社祭り」は7月7日~9日に行われます。都会の人はびっくりするかもしれませんが、本祭りの8日、後祭りの9日は、町内の企業はほとんどがお休みとなります。今年は7日の夜宮が日曜日となるために、3連休となりますね。

 写真は市場の大漁旗の風景です。普段は何もないのですが、こうして市場周辺にはたくさんの大漁旗がはためいています。町内会ではそれぞれ幟や提灯などが飾られて、いつもと違った岩内の風景になります。

 ちっぽけな町なのに、なんでこんな大きな神社があるの?歴史的に見ても、岩内は経済的に重要な町でした。長くなるので、この先は皆様の目でご確認ください・・・・

『サンサンの湯』のご紹介

 岩内町の円山地区には数軒の温泉があります。今日は『サンサンの湯』というところをご紹介いたします。

 源泉かけ流しの湯、日帰り入浴専門で、宿泊施設はなし。小さな温泉施設ですが、ここの湯でなくてはならぬというマニアックな “信者” もたくさんいます。

 内湯のみで、湯船は二つ。一つはかなり熱いお湯で、熱いお湯が好きな方にはもってこい。泉質は、舐めると昆布の味がするのですが、それだけミネラルが多く含まれているのと、海と山の “恵み” が入っているのでしょう。

 昔は「いこいの家」として町で営業されていました。一時、取り壊しの話が持ち上がりましたが、この泉質をなくすのはもったいないと、岩内出身の茨城県の経営者が買い取り。岩内在住の友人ご夫婦が、半ばボランティアのような形で維持管理をしています。

 この温泉のセールストークは、私がくどくどと書いても意味なし。実際に行って管理人さんとお話をしてみてください。「すんげぇ~!」と言ってしまいますよ。

 

岩内町7月のイベント情報

 いよいよ7月になって、一年の後半へ。もう半年かぁ~と、いつもながらに月日の経過するのが早く感じます。

 岩内の7月、8月は少ない夏を逃がさないかのように、イベントが続きます。それらすべてではありませんが、まずは7月の予定をご紹介をいたします。

①7月7日(日)~9日(火) 岩内神社祭り  ~ 8日、9日は町内の企業がほとんどお休みとなってしまいます。たくさんの露店とお神輿、赤坂奴などが見ものです。

②7月14日(日) 軽トラック市 ~ 町内ではお馴染みになった、駅前通りを歩行者天国にして、軽トラックに農水産物を積んで割安販売をします。毎年土曜日の開催でしたが、今回は日曜日です。

③7月28日(日) 深層水まつり ~ 岩内町地場産業サポートセンターで海洋深層水を無料で取水できる日です。さらに、深層水を使った商品の販売や、焼き物、ビールなどの露店も出ます。

上記について、詳しい内容につきましては、岩内町の道の駅にお問い合わせください。いずれのイベントも、天気に恵まれるといいですね。

これらのイベントに合わせて、ぜひ岩内にお越しください。

夏至から一週間経過

 気がついたら夏至が過ぎて一週間。あっという間に来てしまったなぁ~という感じですね。

 当然のことではありますが、季節によって太陽の沈む場所が変わります。ここ岩内町からは夏は積丹半島寄りに、冬は雷電側に沈みます。

 写真はスケートリンクとトレーニングジムがある、「とまリンク」の駐車場から撮影したものです。

 穏やかな夏の海を見ていると、あの冬の荒れ狂ったシケの状態はちょっと想像しがたいです。そんな四季折々の表情の変化があるのは、いいものです。

岩内たらこメニュー新登場

 岩内町の特産である「たらこ」を使った新しいメニューを紹介するパンフレットが出来ました。もちろん、パンフレットだけでなく、岩内町の8店の飲食店に行けば、新メニューを食べることが出来ます。

 昨年岩内町商工会議所が中心となって行っていたご当地メニュー開発。岩内に来ても、たら丸のネタ元であるたらこを使った食べ物がないじゃない、なんて声はよく聞かれますね。

 観光で来られたお客様は、やっぱりその土地の特産品をその場で食べてみたいと思います。そんな思いから一店だけでなく、商工会議所の半ば強引?な声によって作られました。

 声の中心が、飲食店さん自ら上がるともっといいと思いますが、「まずはやってみよう」ですね。岩内に来て食べた感想や、ご意見などありましたら、どんどん書き込んでいただけるとありがたいです。