ジャガイモの花

 岩内神社祭りが近くなると、いよいよ夏だなぁと感じますが、畑でも季節を感じさせるものがいくつかあります。

 岩内町の開発局の東側、正確に言えばここは共和町になるのですが、そこにはジャガイモの畑があります。薄紫色の花が今満開です。私はこの花を見ると、夏がやってきたと感じます。

 ついこないだまでは、モノトーンの世界だったのに、今はこうして緑や青がきれいに広がっています。気がつくとこの花もなくなり、いつしか収穫の時期となるわけですが、ほんとに日が過ぎるのは早いですね。

 花も短い時期に精いっぱい生きています。この花が咲く時期があるからこそ、おいしいジャガイモができるんですよね。人間に例えると・・・

岩内町の検定問題?

 先日の北海道新聞後志版でもご紹介がありましたが、岩内町観光協会のホームページの中に、「ザ・IWANAI検定」というものができました。

 岩内町に関する事が、文化、メディア、経済、歴史、雑学、地理という6分野に分かれて、それぞれ15問の3択問題に答えるというもの。正解率を名前付きで記録することもできます。参加者の中で自分が何位にいるのかが分かるのです。同順の場合は、15問終わるまでの時間が短いほうが上になります。

 先日、私はこのブログの名前と同じ「北のお魚大使」で6項目すべてにチャレンジしたところ、惨敗でした。経済と文化については、かろうじて80%以上の正解率だったものの、地理においては40%というショックなものでした。

 岩内の事はよく知っているというみなさんも、そうでない方も、知らなくても面白いクイズなので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?たぶん、「北のお魚大使」よりはいい点数になると思いますよ。

4時間の壁を破ったS氏

 本格的にマラソンを始めて3年目のS氏。最初、ハーフの大会に出ると、どんどん記録が伸びて行きました。数字で表れて、走る事が楽しくなって、さらに練習を積んでいく。

 フルマラソンなんて無理無理と言っていたのに、気が付いたら、平成23年の北海道マラソンに思い切って申し込んでしまいました。前哨戦として、平成23年6月の千歳に参加。ところが初フルは途中失速、歩いてしまうという残念な結果(こちらをご参考ください)。注目の本番、平成23年北海道マラソンは暑さの中で、これまた失速で意識もうろう。

 記録は4時間42分。ハーフで1時間40分を切る力を持っているので、フルは4時間を切るのは理屈上は容易な事のように思います。月間の練習量も200キロ以上、さらに冬の間もずっと走り続けていたのに、なぜ?若い人に陥りがちな、速く走る事ばかりでフルマラソンの42キロを走りきる対策をしなかったから。

 トレーニングもしっかりして、自信がついた人ほど、陥りがちな走り方。行けるところまでペースを上げて行く。でも、結果として失速を招いてしまいます。

 平成24年、千歳のフルマラソン。S氏はスタート位置もわざと後方にして、速い人たちのペースに巻き込まれないようにしました。そして、自分では不本意なペースを落として走る作戦。

 ところが後半になっても失速せず、どんどん失速する人たちを追い越していくばかり。40キロを過ぎて、4時間を切る事を確信したS氏は走りながら涙が汗と混じって顔から流れ落ちていました。

 ほんの少し前半のペースを落とすだけの事で、こんなに違う。追い越す事がなんて嬉しいんだ、ふらふらではなく、喜びいっぱいのゴール。仲間の祝福。おいしいビール。

 フルマラソンはレース展開、ペース配分で記録が変わります。人の体はそれぞれの違いがあり、その時の気温やコンディションによっての違いでも、結果が変わります。「経験」は最大の武器だと私は思います。がんばれS氏!

コックリ湖ってご存知ですか?

  コックリ湖というちょっと変わった名前の湖があります。湖と言っても、周囲1kmほどの小さなものです。ただ、簡単に行くことができませんのでご注意を。詳細な行き方は別のホームページ等をご参考下さい。

 コックリという名前はアイヌ語ではないようで、キツネやタヌキなどの「狐狗狸」から由来するようです。駐車場は車が5台程度止まる事が出来るスペースしかありません。

 ただ、駐車場からコックリ湖までは片道約3キロの山道になっているために、あまり人が入ってこないようです。ニセコの自然の良さって、素晴らしい場所なのに、人が少ない。でも、そんなに山深くない、そんなところだと思います。

 先週の日曜日に30年ぶりに行ってきました。湖畔に座って休んでいた時の事。虫が汗ばんだ体に寄ってきて、それをたたき落としていたら、妻は「虫が可哀想だから、帰ろう」と。私が可哀想などとは、決して言わない人です。

 岩内から車で片道30分。徒歩で往復普通の人で2時間弱。降りてきたら選り取り見取りの温泉。いかがですか~?

丸善さとうさんの火の見やぐら

 岩内町を散歩すると、写真のように、ちょっと変わった建物に出くあいます。「丸善さとう」さんという生花の会社でして、傍から見ると4階建てと屋上があります。

 その屋上は手すりが付いているように見えるのですが、これがなんでこんな建物なのかおわかりでしょうか? 昔、この建物は消防署だったのです。そのときの火の見やぐらだったと思います。

 私の記憶もあいまいでして、当時の消防署は赤く塗られていたように思います。消防署はその後、今の役場の隣に移りました。そして、今は警察署の東隣に近代的な建物として存在しています。

 この火の見やぐらが建設されたのはいつ頃でしょう?4階建てなんてなかった時代にとっては、確かに遠くを見渡すことができたことでしょうね。観光に役立てることはできないのかな?なんてついつい考えてしまいますが、世はスカイツリーのような高さを求める時代。4階では見向きもされないでしょうか?

 昭和29年の大火を経験した岩内ならではの建物だと私は感じるのですが、皆様はとのように感じますか?

青少年健全育成功労者表彰式の写真

 またまたこんな写真が出てきました。先代紀伊右エ門が、昭和46年北海道社会貢献賞のをいただいた授賞式の写真です。

 色褪せてきておりまして、保管方法をちゃんといておかなくてはと思いますが、このブログで残すことも一つの保管方法だと思い、書かせていただきます。

 八興会館を自費で建設し、青少年のために剣道柔道を学ぶ場所を作って、さらに運営も自費で行ったことに対し、設立10年を経過してその業績をたたえられたものだと推測します。時に北海道知事は堂垣内尚弘さんです。

 八興会館の話題については、シリーズで掲載しておりますので、興味のある方は、バックナンバーをご覧ください。(その1その2その3その4その5その6その7その8)

 この写真を見てうれしく思ったのは、先代の妻である紀ナミも一緒に写っていることです。偉業を成す人の影には必ず、それを支える人がいます。紀ナミは見えない部分でたくさんの気遣いと一生懸命に働いた人でした。夫婦で授賞式に呼ばれたことを知り、孫である私は一番喜んでいます。     ねぇ、ばぁちゃん。

たら丸グッズが増えてます

 岩内のゆるキャラ「たら丸君」。すっかりゆるキャラの中では、有名魚(?)となり、岩内町もその人気度を利用して、町興しに走っています。

 いわない道の駅は、とても小さな建物ですが、奥のほうではちょっとした岩内の特産品の販売をしています。もちろん食べる物が多いのですが、たら丸のキャラクターを使った小物も数多く取り揃えており、たら丸ファンにはたまらない品ぞろえではないかと思います。

 道の駅のお姉さんに最近変わったことはないですか?と尋ねると、「手作りたら丸グッズが増えましたよ」と教えてくれました。私のようなおじさんには、ちょっと縁がなさそうですが、ちょっとしたお土産としてみたら、岩内オリジナルなのでいいと思います。

 先日ご案内した、「北海道 ご当地キャラ応援団」ですが、2週連続たら丸が1位をとったとのこと。さらなる独走のために、みなさんも応援してあげてください。クリックの応援をしたら、道の駅のお姉さんに、「応援したよ」とお伝えいただければ、喜ぶと思います。何かもらえるかって?某店と一緒ですよ。笑顔をもらえます~。

海に沈む夕日がきれいです

 月並みな言葉ですが、海に沈む夕日がとてもきれいです。写真は岩内町の地場産業サポートセンター裏側の海岸から撮ったものです。

 ここは昔、大浜海水浴場だった場所で、今は遠くに防波堤が見えますが、昔は防波堤がなく、水平線に沈む夕日を見ることができました。昔、岩内に住んでいらした方はよくおわかりだと思います。

 夏至に近い今は太陽が沈む位置が正面に見えますが、冬至の時の太陽が沈む位置は、岩内からは雷電方面の崖が影になって見ることができません。

 先週、どんよりした天気が続いていましたが、今週はいい天気が続きそうです。写真は私の携帯電話のカメラで撮ったものです。実際はもっときれいですよ。写真と実際の違いは、そこの匂い、音、風、五感で感じるすべてがその風景と一緒になっていることだと思います。

にしんのおかげパイ

 何回かご紹介している、札幌のFINCH of AMAZING DINER の大西シェフに作っていただいたレシピの紹介です。

本日は「にしんのおかげパイ」をご紹介します。

【材料】 パイシート     100g
     ブラックオリーブ 100g
     ニンニク        5g
     鷹の爪        1g
     オリーブオイル   50cc
     にしんのおかげ  30g
【作り方】  ①パイシートを2ミリ程度に伸ばす
       ②ブラックオリーブ、ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル、にしんのおかげ、をミキサーで混ぜ合わせる。
       ③ ②を①で巻き、冷蔵庫で一日休ませる。
       ④ 5ミリほどにカットして、180℃のオーブンで焼き上げる。

 お店でいただいた時は、正直なところ、にしんのおかげの風味が薄く感じられました。ですから、上記レシピよりもちょっと多めでもいいかな~と思いますが、そこは好みによりますね。ぜひお試しを。

 このお店、ちょうど私がうかがった時は、イベントがあった日でした。ウエディングレストランということで、 ゲーム等を交えて食事を楽しみました。岩内にはない(あたりまえ?)若者向きのおしゃれなお店です。一度行かれてみるといいですよ。

第24回おたる運河ロードレース大会報告

  平成24年6月17日小樽運河ロードレースに出てきました。ハーフマラソンです。この大会はハーフ、10k、5k、2.5kという種目があります。昨年全種目の参加者が2,700人に対し、今年は3,200人に上り、2割も増えているのですから、すごいですよね。

 結果は1時間26分24秒、男子50歳以上の部で何と5位入賞でした。写真に小さく写っていますが、ふつう表彰台は3位までで、4位から6位は台の上に上がらないのですが、小さくとも台の上にあがって賞状を頂きました。

 昨年の記録から予想して、私はこの大会での表彰は無理だろうと思っていたので、驚きです。たぶん、いつも参加する速い人が何人か今年は出なかったのではと予想します。そんなたまたまが重なったのでしょうが、表彰されるのはうれしいものですね。

 でも、我が家に帰って賞状を家族に見せても、息子は知らんぷり。妻は「副賞は何?賞状よりも食べるものがほしい」という始末。可哀想でしょ、私。

 さて、当日は曇りのち雨。ハーフの途中から本降りとなりましたが、体を冷やすにはちょうどいい気温だったので、全くストレスはありませんでした。ただ、みなさんがよく指摘する、ハーフ後半のコースの道幅の狭さは、そろそろこの参加人数では危なくなっていると感じます。

 スタート時の整列の場所もみんなが並んだ後にあわてて後退してくださいとのアナウンス。スタートの場所に張る幕もぎりぎりで立てるというちょっとお粗末な光景もありました。ゴール後に記録証をもらって、入賞は何位までですか?と尋ねても、本部で聞いてくださいと言われました。表彰で呼ばれても来ない人がいましたが、記録証を渡す時に、6位以内の人には入賞で表彰されることを伝えれば、間違いないのにと思いました。でも、これって、入賞したから言えることで、ちょっと嫌味っぽく聞こえますよね。

 レース展開は、私らしい前半モタモタ、後半追い上げパターンで、結果オーライ。どうしても前半は持病のすね痛が出て、ペースを上げることができません。祝津からの折り返しからは抜かれることなく、一人、一人と抜くことを楽しむことができました。

 雨の中、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。大会参加慣れして、運営上のことをいろいろ批判めいたことをついつい言ってしまいますが、道路を走らせて頂いて有り難く思っています。お手伝いしてくれている学生さんにも感謝しています。ありがとう。

 同じ後志として、魅力ある大会になってもらいたいので、いろいろ注文してしまいますが、少しずつでも改善されるといいですね。と同時に、私を含め参加者はマナーよく気持ちよく走りたいものです。