岩内町プレミアム商品券

 4月22日に岩内町プレミアム商品券の交換がありました。1万円を出して、1万2千円分の商品券と交換できるというものです。購入ができるのは、岩内町在住の人のみ。使えるのは、岩内町の事前に登録しているお店だけです。

 今回は弊社も利用できる店舗に登録しておりますので、ぜひプレミアム商品券をお持ちになって、弊社店舗にお買いものにいらしてください。

 使う側にとって前回と違うのは、大型店では使えないということ。1,000円券のほかに500円券も交じっているということです。消費者が一番使い勝手がいいのは、町内の大型スーパーや、大型ドラッグストアでしょう。でも、町内の商店街の活性化というのが趣旨ですので、ご理解を。

 使えるお店の一覧を見ると、小売店、飲食店などのほか、いろいろなサービス業でも使えるようです。でも、これを読んだ岩内町民の方は、もちろん一八でのお買い物でお使いになりますよね、ねっ。

強風で舞い上がる砂ぼこり

 4月22日、日曜日。朝から強風で、道路標識や街路樹など、いろんなものが大揺れになっていました。そんな中、ランニングに出かけたら、西に進む時はいいものの、東に向かうときは体を前向きに斜めにしなければ進まないほどでした。

 第一中学校のグラウンド脇を下ってくると、サッカー部が練習していて、転がったボールが勢いよく流れて、ボールを追いかけても追いつかないちょっと滑稽な場面にも遭遇しました。

 写真は、運動公園の野球場の外になりますが、グラウンドの砂埃が強風で流れてきます。これを春一番と呼ぶのかなぁ~。私にとっては、これからシラカバアレルギーの季節になるのかと思うと、ちょっと憂鬱なのですが。

 雪が融けたら今度は砂埃。雑草が生えたら雑草刈りをしなければならないと・・・自然相手にわがままばかり言ってますね。楽しいことのほうがこれからはたくさんあるのにね。

第25回伊達ハーフマラソンの報告

  北海道のマラソンシーズン開幕となる、その名の通り、春一番伊達ハーフマラソンに4月15日に出場してきました。毎年参加者が増え、とうとうハーフの申込者が4,000人を超えたようです。すごいですね。

 春をイメージする桜は咲いていません。山にはまだたっぷりの雪が残っています。でも、昨年よりは寒くなかったです。昨年は、風が強くて体感温度が低かったのですが、今年は気温もほどほどで走りやすかったです。

 毎年、私はこの大会で1時間30分を切ることができません。今年もやはり同じでして、1時間31分34秒でした。言い訳ですが、持病とも言える、両足のすね痛が中間地点程まで長引き、自分の足のように感じられなくなってしまいました。不思議と、後半はその痛みが消えるのです。

 前半に比べ、痛みもなくなり足が前に振れ、20秒/kもスピードアップして、調子に乗りました。走りながら、よし、今年は30分を切れるなと調子に乗ったのは、実は足ではなく“おつむ”。ゴール後の記録を見て、やっぱり切れていない、予定通りの数字となりました。

 不思議ですよね。この7年間の記録は31分~34分内にほぼ統一されているのですから、言葉を変えればなんと安定した走りなのでしょう。でも、これって進歩ないってことですよね。まぁ、年取っているのに、数字が変化ないというなら、いいんじゃない?と前向きにとらえることといたしましょ。

 会場では明らかに最近マラソンにはまった、という方もたくさん見受けられました。女性のファッションもいろいろと目を楽しませてくれます。次は洞爺湖?千歳?なんてあちこちで聞こえます。変わったなぁ~とつくづく感じます。

 私のカテゴリーも今年から50歳代と変わりました。ふふふ、どこかで表彰台のチャンスです・・・と調子こいた中年ランナーでした。今年もみなさん、お手柔らかに。

岩内町の復刻地図

 『道の駅いわない』は狭い建物なのですが、良く見てみると、いろんな楽しいものがあります。お土産の種類も少ないのですが、逆を言えば選びやすいのです。よくあるどこに行っても売っている物は置いていません。岩内ならではの品物の厳選なのです。

 その岩内ならではの物の中に、岩内町の復刻地図集というものがあります。明治29年、明治44年、昭和5年、昭和28年の岩内町の地図がまとめられています。

 よくそんな古いのがあったねと言ってしまいます。ほとんどの家のものは、昭和29年の大火によって消えてしまっています。自称第2の郷土館である弊社の事務所2階も、昭和29年以前のものは存在しません。

 こちらのブログの常連さんも、この地図を見ると喜ばれるのではないでしょうか。ちょっと目立たないところにありますので、お求めになる時は、道の駅のお姉さんにお問い合わせください。

ふきのとうのにしんのおかげ和え

 雪が融け、あちらこちらにふきのとうが出てきています。都会の皆さまにとっては、感じられないかもしれませんが、私たちにとっては、ごくごく当たり前の春の風景です。

 ふきのとうを皆さんはお食べになりますか?女工さんたちに聞くと、ほとんど料理はしないとの答え。作っても、てんぷら、酢味噌和えかなという程度です。苦いからね。と最後に。

 先日、弊社のにしんのおかげを使って、ふきのとうと和えたものをいただきました。皆が言うほど苦くなくておいしかったのです。下処理の方法は、ネットで調べると、あちこちのお料理のページに書かれていますので、ご参考下さい。

 レシピは、にしんのおかげとお砂糖、みりんを混ぜる。これだけ?なんとも投げやりな・・・いえ、他のお料理好きの皆さまの方がよくご存知ですから、私は食べるに徹します。

 

敷島内漁港

 岩内町の西には昔、島野村という村が存在していました。郵便局は今でも島野局となっていますし、島野団地というのも存在します。1955年(昭和30年)に岩内町と合併し、島野という地名が消滅しました。

 ただ、調べてみると、1909年(明治42年)敷島内村と野束(のづか)村が合併し、島野村が発足したとあります。ですから、岩内と合併して、明治の二つの地名に戻ったということになるのでしょうか。もちろん、村ではなく、地域の名前としてですが。

 敷島内という地名の位置は、岩内の西のはずれにあり、幅が10km以上あると思います。それほど民家が少ないのですが、写真のように小さな漁港が残っています。今は敷島内の漁師さんたちの船はみな岩内港に係留し、そこまでは軽トラックなどに乗って出勤?しています。

 昔はこの小さな港にたくさんの船がいたのでしょうね。でも、もしかしたら、漁獲したニシンをためて入れておいた場所かな?日本海側の田舎にはこんな小さな港みたいなのがたくさんあります。ご存じの方は教えてください。

 看板には、プレシャーボートなどの利用はできない。港の利用には許可が必要だと書かれてあります。泳いでももぐってもダメということですから、お気を付けください。

八興会館 その8

 私にとって、書かねばならないのに、書くことができなかった八興会館の話題。とりあえず連載は今回で終わりとさせていただきます。本来ならば、一人ひとりのお世話になった先生たちの事をもっと取り上げ、礼を尽くすべきでしょう。

 今回の連載をするにあたり、元管理人の大泉さんからいただいた資料はとても助けになりました。そんな大泉さんが残してくれたものを最後にご紹介させていただきます。

◆小笠原軍人先生の一言 ~ 「暑中稽古は寒い冬に耐えれるため。寒中稽古は暑い夏を耐え抜くため」

◆「団結力が生まれた」 ~ 団体戦の試合では、勝つ人、負けた人、で俺がお前がで心配でした。それがだんだんと絆が深まっていく姿勢は誇れるようで、素晴らしく思いました。

◆岩内新報の記者川島様が八興会館に関する記事をたくさん書いてくれました。

◆柔道、剣道の鏡開きには、お汁粉用の「あん」を斉藤菓子本店さんから寄贈してもらいました。

『八興会館は、先生方、豆剣士の一生懸命稽古をした道場だと思います。寒い日、暑い日に元気に来て育ててもらった道場だと思います。師匠、弟子、先輩、後輩、友情が年月をかけて増えたと思います。私も一員として育てていただいて感謝でいっぱいです。八興会館、館長さん、ありがとうございました。』 大泉京子

八興会館に関係した皆さま、育った皆さま、ご指導くださった先生、すべての人に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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 その1

 その2

 その3

 その4

 その5

 その6

 その7

 

にしん梅そぼろそば

 藤女子大の論文からのにしんのおかげを使ったレシピ第3弾です。その名は「にしん梅そぼろそば」。先週のジャージャー麺に対し、和風版といった感じのお料理です。

【材料4人分(1人分)】

●乾そば 400g(100g) ●鶏ひき肉 300g(75g) ●玉ねぎ 200g(50g) ●長ねぎ 40g(10g) ●しょうが 6g(1.2g) ●切干大根10g(2.5g)   

A ○みりん 32g(8g) ○にしんのおかげ 32g(8g) ○酒 32g(8g) ○梅干(刻んだもの) 32g(8g) ○しょうゆ 12g(3g)

B ○だし汁 400g(100g) ○しょうゆ 32g(8g)

●刻みのり 適宜  ●小ねぎ(小口切り)

【作り方】

①切干大根は多めの水で戻す。(A)、(B)はあわせておく。

②玉ねぎ、長ねぎ、しょうがはみじん切りにする。

③フライパンに水50ccを入れて中火にかけ、沸騰してきたら鶏ひき肉、玉ねぎ、しょうが、長ねぎを入れて炒める。ひき肉の色が変わったら、(A)で調味し、汁気がある程度なくなったら火を止める。

④鍋に湯を沸かし、そばと切干大根をゆでる。(切干大根はそばが茹で上がる3分前くらいに加えるとよい)

⑤皿にそばを盛り、③の肉みそをのせ、(B)をまわしかける。好みで刻みのりと小ねぎを散らす。

【応用例】 ・梅干しを柚子こしょうにかえてもおいしくいただけます。 ・冷やして食べてもおいしいです。

 藤女子大学の学生の皆さん、ありがとうございました。Aのにしんのおかげと酒、みりん、梅干し、醤油を混ぜた味噌だれは、いろんなところで応用ができそうですね。

藤女子大学紀要,第49号,第Ⅱ部:45-49.平成24年 より

雷電の旧道

 岩内から西の海岸線に向かう道は大小のたくさんのトンネルが続いています。昔の道路は切り立った崖にそってくねくねと続いていて、よく落石やシケで波が上がるなどで通行止めになったりしていました。

 平成8年、積丹半島の反対側にある古平町の豊浜トンネル崩落事故によって、各地で海岸線の安全性が問われ、のちに長いトンネルが次々とできました。岩内の雷電海岸も小さな複数のトンネルを一気に長いトンネルに置き換えられました。

 ですが、景色を見ながらということができなくなってしまったのですね。まぁ、安全優先と考えれは仕方ありません。写真は、雷電温泉からすぐのところにある、旧道です。アスファルトはまだ残っていますが、大きな石が置いてあり、立ち入ることはできません。

 入るなと言われると、入りたくなるあなた、ダメよ。上からでかい岩が転げ落ちてきますよ。

いよいよ北海道のマラソンシーズンが始まります

 第25回、春一番伊達ハーフマラソンが今日行われます。北海道のマラソンランナーにとって、この大会はマラソンシーズンの幕開けとなる大会です。一昔前は、北海道マラソンにエントリーするための記録づくりにこの大会に賭ける人もたくさんいましたね。今年は、持ちタイムは関係ないので、北海道マラソンに出場される方は申し込みは終わりましたか?

 私はこの大会の記録は冬眠明けの状態なので、1時間30分を切ることができず、「あ~ぁ、これじゃダメだわ。しっかり練習しなくっちゃ」と反省する大会という位置づけになっています。周りの人たちは、速いんですよ。きっと、冬の間もこつこつと室内などで練習していたのでしょうね。

 一年中走っていても楽しくないじゃない。魚と一緒で、旬を感じて生きなくっちゃ。とかなり意地張った言い方になってしまいました。あくまでも8月の北海道マラソンが目的ですので、この寒い時期に無理して走ることないさ。と思うことにしています。

 伊達ハーフのコースを走ったとこがある方はおわかりでしょうが、晴れていれば昭和新山がきれいに見えますね。山はまだ一部に白さが残り、畑からは何やら怪しい匂い。都会の方にとっては息苦しくなる肥やしの匂いが14km付近で強くなります。山からの吹き下ろしの風も強いですね。私のような田舎のランナーは、そんなコースでいつも走っているので、条件は厳しくてもどんと来いです。でも速く走れません。

 まぁ、今年もこれから始まる。たくさんの人たちと競うことができると思っただけで、ちょっとウキウキしてきます。走ることができることを楽しみたいと思います。大会の結果報告は来週です。写真は2010年の風景です。