輸入魚は高くなった?

 ついぞやのニュースで、最近の輸入魚の値段が上昇気味だと流れておりました。円高なのに、なぜ?ですよね。

 世界的に見て、魚は肉に代わるタンパク源として、見直されています。ニュースでは、マグロ等は中国の富裕層がお寿司を食べるようになったので、値段にかかわらず、消費されるとの事。また、欧米での健康志向もあると報告していました。

 一方、日本では、調理するのが面倒などの理由で、消費は落ち込んでいます。結果、海外での買い付けで日本は負けるといった構図になっています。

 しかし、みなさん、ニシンはまだ安く輸入されているのです。数の子を評価して食べるのは日本人だけなのです。しかし、ニシンと数の子の消費が落ち込み年々買付価格が下がって、米国、ロシア、オランダ等では日本だけに向くことはなくなってきています。事実、食糧難対策として、ODAのお金を使い、アフリカにニシンが運ばれるという現象も出ています。

 輸入ニシンを使って商売をしている私たちももっと皆さんに食べてもらう努力をしなくてはいけませんが、今のような安い価格でニシンを食べることができるのも、あと数年かもしれません。ですから、もっとお魚を食べましょう!身欠ニシンを食べましょう!

おいし感動HOKKAIDO!2011感動企業フォーラム

 札幌グランドホテルで行われた、中小機構主催の「おいし感動HOKKAIDO!2011感動企業フォーラム」というイベントに参加してきました。

 鹿児島市に存在する百貨店株式会社山形屋の北海道物産展は、今は8億の売上を持つまでになったと言われています。スゴイ数字ですね。ちなみに、北海道物産展でよく知られているのが、東京池袋の東武百貨店の北海道物産展です。東武百貨店は年3回北海道物産展を開催し、1回で5億を売りあげ、3回で15億円だそうです。

 その山形屋の仕入部長のお話を聞いた後、中小機構がお世話をしている認定企業3社の事例発表がありました。会社の紹介から、どのような商品開発をしたか、どのような背景で商品が生まれたかなどを、マインドマップというものを使って説明するという試みです。

 プレゼンテーションなどには、そのマインドマップを使うと考えがまとまり、言い忘れを防ぐ効果があるということを発表の実践を通して聞くことができました。

 今回はちょっとお硬い内容でしたか?ちなみに、弊社も地域資源活用事業の認定企業なのです。認定って何だ?認定されたから何なんだ?私もよくわからないまま、突っ走っている感じがします。興味のある方は、リンクをそれぞれ張っていますので、お調べください。

今度の連休は小樽ウイングベイへ

 9月18日(日曜日)、19日(月曜日祝日)に、ウイングベイ小樽で2011後志収穫祭というイベントがあります。後志の企業や個人商店さんなどが、地元の農産物や海産物、加工品などを販売するというイベントです。弊社は今年初めて参加いたします。

 時間は2日間とも10:00~17:00、場所は5番街1階ネイチャーチャンバー&ネイチャープラザです。あの吹き抜けのイベント広場ですね。

 初めての参加という事と、地元ではないということで、持って行く商品の種類や数量が、お客様とマッチするかどうかが心配ですが、なんとかアピールしながら売り込みたいと思います。

 いつものように、訳ありの大特価商品や、岩内だけでしか売っていない商品もありますので、お時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。いつもこのブログを読んでいてくださる皆さん、生の私とおしゃべりいたしましょ。

秋の夕景

 朝晩がめっきり肌寒いと感じるようになってきました。とはいえ、私はまだまだ半そで姿で大丈夫です。事務所の温度計もまだ日中は20℃を超えています。

 写真は13日の夕方6時前の北西の空です。携帯のカメラなので、実際の空の色とはちょっと異なっていますが、ご勘弁を。でも、綺麗でしたよ。秋の空は刻々とその景色が変わっていきます。日中は晴れたり雨が降ったり。

 ふと気がつくと、夕焼けの茜色が建物を染めていきます。東の空には大きな半円を描く虹が見えました。日が沈む時間も早くなってきましたね。

 こんな景色を見ると、ちょっとブルーな気持ちになってしまいます。なぜって、これから12月の暮れにかけて、無事に商品作りができて、売りきる事ができるだろうか?と心配になったりします。夕方のこの景色だからです。朝のスカッとした青空を見たら・・・ガンバルぞっ!

「いっぱち」という屋号

 弊社の正式会社名は、一八興業水産株式会社です。この業界では屋号というマークを使うのが古くからの慣習ですが、弊社は写真のように、一の下に八と書いて、「いっぱち」となっています。

 弊社の昔の印刷物には、横書きの場合、一八の部分を縦書き、興業水産株式会社を横書きとしているものがほとんどです。ですから、一八は屋号で、興業水産株式会社が会社名だと思われる方も多くいました。

 これでは間違いの元だということで、最近の印刷物には、屋号の後に一八興業水産株式会社と入れるようにしてあります。水産加工では、○○商店という呼び方をする会社名が多いので、一八商店とか、一八紀商店という方もいらっしゃいますが、それは間違いです。

 屋号というのは、日本特有のブランドです。それぞれ地域や商売の特性が隠れているものです。「いっぱち」の意味するところは、一等賞の末広がりという説がありますが、定かではありません。その屋号に恥じないよう、日々精進ですね。

岩内の円山展望台

 岩内町の円山地区に観音山(かんのんさん)という山があります。岩内スキー場ができる前は、ここにロープ塔がついていて、スキーをしていました。夏はハイキングで、弁当を持って、友人と大浜地区から歩いて登りに行ったものです。

 スキー場ができて、この円山を一周する形で道が造成されました。観音山はそれからは、歩いて登る人はいなくなり、車で写真の展望台のすぐ近くまで行くことができるようになりました。

 車が4台ほどしか止まることができない小さな駐車場に、ちょっと臭いトイレがあったのですが、今年ようやく取り壊されました。ではトイレはどうするの?ということですが、マリンビューというオートキャンプ場がすぐ近くにあるので、そこをお使いください。

 この展望台からは岩内平野が一望でき、日没前後の漁火も見える景色が素晴らしいと言われています。夜は特にお勧めです。周りに光がないので、新月の時は、満天の星空を見ることができます。また、満月のときは、月の光で影が見えるほどです。

 夜景は北海道4大夜景と言われていますが、おもしろいですね。4大なんて初めて聞くでしょう。では1位から3位はどこかわかります?でもね、人がいなくて、素晴らしい夜景を見ることができるという点では、1位と言っても過言ではないと思いますよ。

北海道マラソンの荷物受取

 2011北海道マラソンから早2週間。北海道の市民ランナーのみなさんは、9月から10月にかけて続けざまにある大会にエントリーしてしまったので、やる気満々?でトレーニングしているのでしょうか?

 写真は北海道マラソンのゴール後の荷物受け渡しの風景です。個人のナンバーカードに指定されたトラックに専用荷札を付け、スタート前に預けました。それがゴールで指定された場所に待機していてくれて、荷物を渡してくれます。

 10月の札幌マラソンの荷物預けと受け取りについては、毎年時間がかかり過ぎる等のトラブルがありますが、北海道マラソンの荷物預け入れはほぼ完ぺきと思います。

 預ける時は、ボランティアスタッフが、「がんばってください!」と励ましの声をかけてくれました。受け取るときは、胸のナンバーをすぐさま読んでトラックの上にいるスタッフに声をかけ、出てきました。荷物の置き場所が小分けされているので、探しやすくなっているのです。

 毎年のことですが、ゴール後のふらふらになっているときに、すばやい動きで荷物を出してくれるその姿は、ありがたいのひとことです。でも、宿泊セットが入っている自身のパックを背負うと、よろけてしまうんですよね。こんなに重かったかな?と思うほど。

 数年前までは、大きな北海道マラソンの印刷が入っていた、ビニール袋にゼッケンナンバーのシールを張って預け入れました。私はその大きなビニール袋は、毎年の記念になるので、結構気に入っていました。

 すべての大会での荷物預け入れが、北海道マラソンのようにはできないと思います。人員の問題や経費の問題等あることでしょう。受け入れる方は、段取りの確認をお願いします。預ける側は、預ける以上、現場のスタッフには文句は言わないようにしましょう。預けるのは、早めに。受け取るのは?・・・さっさと走って帰ってくればいいのさ。

雑誌choi-plusでにしんのおかげが掲載

 北海道の季刊誌「choi-plus」(ちょいぷら)という雑誌をご存知でしょうか?季刊誌ですから、年に4回作られている雑誌ですね。通算7号になる、2011年秋号は、9月10日、本日発売となります。その中に、弊社の「にしんのおかげ」が紹介されています。

 雑誌の中での特集、「美味いっしょ北海道」を使ったシェフのまかないパスタ という特集の中で、紹介されています。北海道商工会議所連合会のホームページの中に、「美味いっしょ北海道というコーナーがあることは、2011年8月17日の本ブログで紹介させていただいております。

 そのコーナーに掲載されている商品の中から、札幌でお店を出している人気シェフ5名がそれぞれ選んで、オリジナル料理を提案していただくというもの。テーマは、「シェフのまかないパスタ」。

 内容は残念ながら控えさせていただきます。弊社の「にしんのおかげ」を選んでいただいたシェフは、中国厨房GENの神照高さんです。とても美味しそうに載っているので、みなさん雑誌をお買い上げの上、にしんのおかげを購入して、そこで紹介されているパスタに挑戦してみてください。

第7回 岩内町 軽トラ市

 秋の収穫時期に合わせて、軽トラ市があります。今度の土曜日9月10日に開催されます。販売開始は午前9時です。合図の前での販売は堅く禁止されていますので、ご理解をお願いいたします。

 参加企業もそれなりに増えてきています。軽トラの台数は同じなのに、増えている? 今までは、銀行さんが出たり、土建屋さんが出たりと、いわゆる「穴埋め」をしていました。それなりに人が集まり、出展者もそれなりにコツをつかんで、まずまずの成果を上げているからでしょうか。やってみようという人が出てきています。

 お買い求めになる人も、慣れてきていまして、お目当ての商品は販売開始から1時間ほどでなくなるとふんで、販売開始の合図とともにさっさと買いこんでしまいます。おかげで、私たち販売する方は、その最初の一時間はてんてこ舞い。小銭を間違わぬように緊張します。

 今回は、怒涛まつりで大成功を収めた3種の味が一本に納まっている「にしん串焼き」が11時から無料配布されます。300本限定となりますので、ぜひいらしてください。串を食べたら、弊社の軽トラに来て「お得な身欠にしん」をお買い求めください。

 写真は、昨年9月の軽トラ市の様子です。ニシンの三平汁の無料配布です。

たら丸君のブログの紹介

 岩内のゆるキャラ、たら丸君。TVのゆるキャラ選手権で2年連続準優勝を取ってから、その人気は確実なものとなりました。今もいろんなイベントに引っ張りだこ状態で、忙しい毎日を送っているようです。

 そんな彼が、岩内を楽しくアピールするブログを始めました。ぐうたび北海道たら丸の「たちかま喰らわすどぉ~!!」です。9月に入ってから始めたばかりですが、最初からかなり飛ばしたブログになっています。

 彼のなまりは岩内弁丸出しで、現在岩内に住んでいる人でも、あまり使わなくなった言葉が出ます。でも、ちゃんと解説付きですから、安心してご覧ください。

 本来夏場にはスケトウダラはいませんので、彼の行動は夏は動きが悪く、冬の方が得意なのです。でも、夏場もフルに働かされているたら丸君、ちょっと大変そうに見えます。でも、これも岩内のためですから、がんばってほしいです。

 皆さん、ぜひたら丸君のブログも見てあげてください。きっと岩内に来たくなりますよ。