夏休みの登山

 毎年家族で、北海道の山を登っているのですが、今年はトムラウシを予定していました。しかし、15日、16日と天候に恵まれず、登らずしての帰宅となりました。まぁ、こんな年もあることでしょう。

 昨年は、羅臼、一昨年は利尻、と子供の成長に合わせて道内のいろんな山を、お盆のお休みに登ってきました。ただ、子供はだんだんと強くなりますが、妻は少しずつ弱くなってくるので、今のうちにトムラウシに行ったほうがいいかなという判断でした。

 東京在住の学生時代、私は本州の山をあちこちと登っていました。夜行電車とテント泊だけです。私が持っている山用の装備なんて、今の進化した装備からすると、化石のようなものかもしれません。

 写真のように、登山口は雨の水がどんどん流れてきます。天気の回復も見込めなかったので、あっさりとあきらめました。でも、東大雪荘に宿泊していた本州から来られた登山客は、午前4時、ザーザー降ってる雨を玄関から見ながら、恨めしそうにしていました。せっかく遠くから来たのだからという気持ちもわかりますがね。

道商連のホームページに紹介されています

 北海道商工会議所連合会(通称:道商連)のホームページの中に、弊社の「にしんのおかげ」が紹介されています。 「美味いっしょ北海道」というページの中に、 「ちょっと気になる産品」というコーナーがあり、そこで紹介されています。

 実は、道商連のホームページに紹介されたのは、1年半以上前の事で、てっきりこのブログで紹介済みだと思っていました。開発のきっかけや、商品の簡単な紹介がしてありますので、ちょっとのぞいてみてください。

 下のホームページに載っている写真は、「にしんのおかげ」を使った最初のレシピです。身欠にしんと数の子を和えたものです。なんとかこれを商品化したいと考えてはいるのですが、問題点があってなかなか上手にいきません。

 美味いっしょ北海道には、名産品の紹介の他、おいしいレシピや各地に行って商品が作られた背景を紹介するなどしており、北海道を食べ物の点から紹介しています。

しりべしミュージアムロード共同展「旅へ出よう」

  しりべし・ミュージアムロードというのをご存じでしょうか?私は、正直なところ、美術に関する知識、教養は低く、皆さまに上手にご案内できませんが、美術館に関する情報をお知らせします。

 岩内の真ん中に、木田金次郎美術館という立派な美術館があります。山の方に行くと、岩内高原ホテルがありますが、その裏手に、荒井美術記念館があり、そこでは主にピカソの版画が展示されています。

 お隣の共和町には、西村計雄記念美術館、倶知安町には小笠原脩記念美術館があり、これら4館でしりべしミュージアムロード共同展「旅へ出よう」というイベントが、7月22日から8月21日まで行われています。

 写真は、そのイベントのポスターです。3町のマスコットキャラクターが、私のブログでも何回か紹介した小沢駅ホームに集合した写真です。新緑の具合から見て、撮影は5月頃に行ったものですね。

 美術に興味のある方はもちろん、そうではない方も、後志に来てたまたま雨だったりしたら、こんな美術館巡りなどいかがでしょう?絵画を見て、一八の商品をお土産にしたら、視覚と味覚が不思議なコラボとして記憶に残るかも知れませんね。・・・・ちょっと強引でした?

お墓参りの8月13日

 8月13日、お墓参りの日です。なぜ13日なのか、仏教的な事はここでは置いておきましょう。いずれにしましても、13日から16日に夏休みを取られる方が多いですね。その間にお墓参りするのが、一般的でしょう。

 岩内の13日は、朝は数日前に比べると気温は低かったのですが、日中は快晴で、気温もどんどん上がり30℃付近にまでなっていたように感じました。

 そんな中、お昼過ぎに東山の墓地に。車で来ている人が多かったですね。写真を見ていただくとお分かりでしょうが、8月前には雑草も綺麗に刈りとられていました。

 都会では、お盆の時期は人が消えてしまいますが、13日の岩内の街中は、札幌ナンバー以外の乗用車もたくさん見かけました。みなさん、旅行で来ているのでしょうか?帰省で来ているのでしょうか?

第20回北海盆踊り

 岩内文化センターの西隣りの広場で毎年行われる北海盆踊り。今年も8月14日15日の二日間行われます。

 盆踊りって、みなさんは踊りましたか?私はごめんなさい、苦手でしたので、一度も行ったことはありませんでした。でも、あの、「ちゃちゃ~んかちゃ~んかちゃかちゃちゃ~んかちゃん、ほら、て~びょお~しそーろえて、ちゃちゃ~んかちゃん」という音楽は、夏の夜の雰囲気にぴったりでしたね。でも、この曲は北海道だけだということは知っていましたか?私の妻は東京出身なので、最初にこの曲を聴いて、びっくりしていました。

 昔は、町内にたくさんある公園にやぐらが建てられて、提灯がぶら下がり、音楽が流れてみなさん踊っていました。しかし、人工が減り、子供の数も少なくなって、踊る人がいなくなってしまって、各町内会では少しずつ取りやめることになっていったようです。これも時代の流れでしょうか。

 学生時代の夏の夜、窓を開けていると、風に乗って盆踊りの歌が聞こえました。9時を回るとその音楽は消え、変わってコオロギなどの虫の声。深夜になると、大浜海水浴場からの波の音まで聞こえていたのを思い出します。

 さて、話は戻り、北海盆踊り。2日間、仮装での表彰や、餅まきなどもあるようです。久しぶりに岩内に戻ってきたみなさん、お墓参りが済んだら、ビールを飲みにお出かけしてはいかがでしょう?盆休みも返上のスタッフが頑張っています。私?ごめんなさい、いません。

石橋商店のメロン・スイカ

 お盆に備えて、弊社のご近所にある果物専門店、石橋商店の店頭には、山のように、メロン、スイカの箱が積まれています。

 その数はかなりスゴイですよ。夏休みで帰省した方、旅の途中にこのお店に立ち寄り、地方発送を依頼する人は多いです。おじさん一人で切り盛りしていて、この時期、トイレに行く暇はあるんだろうかと心配してしまいます。

 種類はもちろん、地元の「らいでんメロン」「らいでんスイカ」で、味のほうは間違いございません。赤身と青身があります。北のお魚大使である私が、農産物を評するのは抵抗がありますが、これだけの数を見れば、脱帽です。

 今はらいでんメロンをお買いもとめになられても、いたし方ありません。冷蔵庫に少し空間ができましたら、後日17日から弊社も営業しておりますので、ご注文をよろしくお願いいたします。

夏休みのお知らせ

 ちょっとお知らせが遅れてしまいましたが、お盆の休業についてお知らせします。事務所は8月13日から16日までを休業とさせていただきます。

 この期間に一八にお越しの方には大変申し訳ありません。商品をお求めの方は、岩内の道の駅か北緯43度というお土産屋さんでのお求めをお願いいたします。

 ここ一週間ほど、最高気温が30℃前後になる日が続く岩内町です。いろいろな機械類も負荷がかかって故障したりしています。機械もそうですが、人間もここらでしっかり休んでもらわないと、後半戦の年末にかけて体が持たなくなります。

 ジョークの一つでも書きたいところですが、頭の回転がいまいちです。ニシンを食べて、DHA(ドコサヘキサエン酸)を取って、脳の活性化をしなくてはいけませんね。みなさんも、いかが?糠ニシンが暑い時にはお勧めですよ。

倉島牛乳の思い出

 岩内高校の裏には、倉島乳業という会社があります。岩内の人間にとっては、「倉島牛乳」と言って知らない人はまずいないでしょう。平成になってから、仁木町に工場を新設して、製造の拠点は移されたように思えます。

 45年ほど前のお話です。幼稚園児だった私は、週に2回ほどある給食のとき、倉島牛乳が配られるのを待っていました。白牛乳のほか、フルーツ牛乳、コーヒー牛乳を選ぶことができます。私は白牛乳を当時飲めませんでした。でも、配られたのは白牛乳でした。「のめない~」とメソメソと泣いていた私に、フルーツ牛乳を差し出し、「いいよ、かえてあげる」と言った女の子がいました。

 そうしてくれた女性が、倉島乳業のご家族の一人でした。先日、その方が弊社の商品を買いにたずねて来てくれました。高校卒業以来の再会でした。お互い、おばさん、おじさんになってしまいましたが、その話をすると、もちろん彼女は覚えていません。

 人に親切にしてもらった事って、結構覚えているものですよね。このお話は、今も私は覚えているのですから、たぶん死ぬまで覚えていることでしょう。やさしくしてもらった事がこうして心に残るのはいいですね。ということで、岩内の温泉から上がったら、倉島牛乳を飲みましょう。

どさんこプラザで試験販売中です

 にしんのおかげは札幌駅構内にある、北海道産品のアンテナショップ、「どさんこプラザ」で現在試験販売中です。7月から9月までの3ヶ月間ですが、売れ方次第では、その後も定番になりますので、よろしくお願いいたします。

 どさんこプラザって物販だけでなく、北海道のいろいろな自治体やらのパンフレットも豊富にありますよ。札幌市内のホテルの割引券や、いろんな施設の割引券もあって、結構見ていると面白い。

 今はネットの時代なので、旅行前の情報等はネットで簡単に得られるでしょうが、たまにはアナログ情報もいいのではないでしょうか?JR、バスの待ち時間や、ちょっとした空いた時間を使って、北海道の試行錯誤している商品などを見ていただくと、面白いと思います。

 そして、にしんのおかげを手に取り、定員さんに「これ、とても美味しいんだよね」と言っていただけると、あなたは一八応援大使の称号がつきますね。

大盛況だった身欠にしん串

 第39回いわない怒涛まつりが8月6日・7日に行われ晴天に恵まれて終了いたしました。運営側のみなさんは暑い中大変でしたが、お疲れ様でした。

 目玉商品となる、身欠にしん串の1871(いわない)本の販売は、予想外に初日で目標達成となったようです。2日目も10時からの販売で、12時前には無くなってしまうという状態でした。原料を提供するからもっとできないのか?と実行委員に相談したところ、下処理に一晩かかるので無理だったとのこと。

 にしん串の焼くコーナーは日曜日の午前で終わってしまったので、その後隣に位置する私たち特産品販売コーナーは、「にしん串はないの?」という質問に、「ごめんなさい、終わっちゃったんです」と何度も言うことになりました。

 一言で「町興しの起爆剤に」と言っても、それを実現することは、いろんな障害や困難、そして人間のエネルギーが必要になります。このニシン串を食べたお客様が、本当に岩内町の身欠ニシンに興味を持ってもらえるかは、これからが大切だと思います。がんばらないとね。

 いわない怒涛まつりでニシン串を食べていただいたお客様、ありがとうございました。また、せっかく来ていただいたのに、食べることができなかったお客様、大変申し訳ありませんでした。今回の反省を踏まえ、来年につなげたいと思いますので、来年もまたいらしてください。ありがとうございました。