北海道マラソンまであと一週間

 いよいよ私のマラソンのメインイベントがあと一週間に迫ってきました。

 最後の一週間は、人それぞれの調整方法があることでしょう。私は、週の半ばにちょっと汗をかく程度でおしまいです。後はもっぱら疲れを抜くことと週後半にエネルギーをためることを意識します。でも、毎年なにかしら痛いところがあったり、気になるところがあったり。 

 日曜日の22日、朝の仕事を終えてから本番を意識した走りをと思ったのですが、最近の暑さは予想以上に疲労をため込んでしまっていたようです。いつもの20kコースで、円山を登る途中で歩いてしまいました。今までて初めてのことです。いろいろと理由はあるでしょうが、ここまで来てしまっては、なるようにしかならない。とにかく、大会当日に体調をベストの状態に近づけることを意識しましょう。

 写真は、円山展望台付近から岩内スキー場、マリンビューオートキャンプ場方面を撮ったものです。ススキの穂が揺れています。暑い暑いと言っていても、秋の気配は少しずつ近づいています。

中小企業家同友会訪問団

 中小企業家同友会小樽支部水産部会の方々が、来訪されました。恥ずかしながら弊社の工場見学、岩内町の海洋深層水の取水施設見学など。参加されたメンバーは、同業者の方もいれば、機械屋さんもいます。皆さん、精力的にいろんな部分を見ていらっしゃいました。さすが、経営者の視点です。

 夜は岩内高原ホテルで会食に誘われまして、仕事の話からプライベートなお話まで、楽しい時間を過させていただきました。俗に言う、異業種交流会ではないですが、違った商売をしている方とお話をしていると、灯台元暗しで、なるほどと思うことしばし。皆さん、その筋では立派な経営者なので、言葉の重みが違います。

 それにしても、還暦を過ぎるかどうかの年齢の方達が、商売に対し前向きに取り組んでいる姿は見習わなければなりません。

 岩内高原ホテル。夜景がきれいに見えますよ。温泉も落着いていていい雰囲気です。併設の荒井美術記念館は、美術好きの方には、よだれが出るような展示品があります。私は美術オンチなので、そのすばらしさを表現できません。ごめんなさい。

かかし祭

 おとなりの町、共和町のイベント情報です。8月21日、22日の二日間、共和町役場の裏の憩いの広場で「かかし祭」があります。

 美川憲一などが来て歌謡ステージやなんとかレンジャーのキャラクターショーなど、盛りだくさんのイベントのようです。~ようですという表現は、私自身、過去に一度しか行ったことが無いもので、ごめんなさい。

  写真は、今日の新聞の折り込みチラシですが、岩内の怒涛祭りと比べると、チラシはシンプルです。しかし、イベントの中身はずいぶん豪勢だなと感じます。美川憲一なんて、呼ぶのにいくらかかるの?といった感じですね。まぁ、岩内は予算がなく、共和はそれなりの予算がつくからでしょう。

 そもそもは、たんぼの収穫に合わせ、かかしのコンテストをすることから始まったお祭り。その年の流行りや情勢を上手に表現したかかしが並ぶのは、面白いですよ。子供たちの力作もあります。のんべぇの大人は、飲む理由があれば、なんでも良い・・・のでしょうが。

「にしんのおかげ」でチャーハン

 一八のホームページの最初にニシンで作ったお味噌、「にしんのおかげ」が出ています。そのにしんのおかげを使ったお料理の代表例が、チャーハン。私は、にしんのおかげの利用方法で、これが一番好きです。

 今日のお昼のチャーハンですが、至ってシンプル。きっとブログに載せたと言ったら妻に怒られるかもしれません。これから出かけなければならないので、さっさと作ったお料理。公開するなんて!と言うのはわかっています。だから、黙って載せます。

 具は冷蔵庫の残り物。塩コショウベースににしんのおかげをスプーン一杯。ごま油よりもバターのほうが私の好みではあります。乳製品に相性がいいと言うのは、以前もお話させていただきました。

 札幌グランドホテル、中華料理のお店『黄鶴』さんでは、今年2月から3ヶ月間、コース料理の最後に、「岩内にしん味噌風チャーハン」というメニューでこのにしんのおかげを使ってくださいました。一度食べに行きましたが、さすが料理人の使い方は違うと実感。とっても美味しかったですよ。

 にしんのおかげを使って、あなただけのお料理を作ってみませんか?

暑さでトラブル続出

 水産加工の温度管理は今の時代はなくてはならないものになってしまいました。

 これだけ暑い日が続くと、機械類もいろんなところに負荷がかかり、故障が出てきます。特に、私どものような古い機械を工夫しながら使っていると、夏場はいろいろとあります。

 夏休みに入ったその日に、事務所の店舗にある冷凍庫の冷凍機が故障。急きょ温度が上昇する前に、プレハブの冷凍庫に商品を移し、難を逃れました。今日は乾燥機の異常発生。通常は19℃前後で使用しているのですが、その温度帯を越えると、私の携帯に異常発生の電話が自動的に鳴ります。お葬式のお手伝いをしている時に、その電話が鳴ったので、あわてて工場に。

 いつぞやは、その警報が鳴らなくなっていて、乾燥機に入っていた身欠にしんを500kほどをすべて廃棄したことがありました。泣くに泣けない思いをしました。北海道の自動車は、寒冷地仕様というのが当たり前になっていますが、毎年暑さの記録更新になってしまえば、私たちが使う機械類も、「北海道酷暑対応仕様」などと考えていかねば。考えれば考えるほど、金が飛んでいく~。

乾燥中の身欠にしん。

らいでんスイカ、らいでんメロン

 北のお魚大使が、農産物のことを書くのはちょっと勇気を必要としますが、私の知っていることを少々。

 岩内のとなり町、共和町は、昔は共和村でした。前田、発足(はったり)、小沢等の地区が点在しています。20数年前までは、前田地区で収穫されたものを、「らいでん~」。発足地区でとれたものを「ワイス~」と呼んでいました。すなわちブランドが二つ存在していました。紆余曲折があり、共和のブランドは、「らいでん~」に統一。きっと、農協さんの力なのでしょうね。

 ワイスとは、ニセコ連峰の一番東側、共和町に属すことから、この名前になったことでしょう。らいでんは、岩内の雷電海岸。昔はこの雷電の地名は岩内を代表する観光のブランドになっていました。

 発足地区に大きな選果場があり、億単位の費用をかけ、糖度で選別する徹底したブランド維持をしています。ですから、まず「らいでんスイカ」「らいでんメロン」は箱の等級を確認すれば、はずれがないです。

 写真は、一八から100m離れた場所にある、果物専門店。「石橋商店」。道路沿いに山となってスイカ、メロンが積み上げられています。地方発送をお願いしている車が、次から次へと止まっては注文しています。夜も結構遅い時間まで開いています。営業時間?わかりません。

羅臼岳登山

 お盆の夏休みは皆さま、どのようにお過ごしになったでしょう?

 私は毎年家族で北海道の山を登っているのですが、今年は知床の羅臼岳に登りました。登ったことのある方ならばご存じでしょうが、岩尾別ルートの往復。天気が心配でしたが、曇りのままで終わりました。高層雲と低層雲に挟まれて、上下雲でしたが、視界は良好。写真の通り、知床連山が見渡すことができました。(山頂から硫黄山方面)

 私が東京での学生時代に山を登っていたこともあり、子供たちの成長に合わせ、レベルを少しずつ上げて行き、昨年は利尻山に登頂。子供が小さな頃はおんぶ、だっこで登っていましたが、今ではお母さんのレベルに合わせるところまでになりました。あと数年もすれば、私が「待ってくれ~」と言うことになるでしょうか。まぁ、その時は、もう子供は一緒に登らないと言うことでしょう。

 知床には世界遺産に登録する前に何度か行ってますが、ずいぶん変化しました。一番びっくりしたのはシカがやたらと増えたこと。あれでは、農作物の被害が出るのもうなづけます。山と海は繋がっています。山の自然と海の自然。動物や魚の食物連鎖も人間の都合で手を入れすぎると、どこかにしわ寄せが来るということです。この手のお話は、現地に行ってみなさんの目で確かめられるといいと思います。

キロポスト

 この数字の標識を見たことありますか?高速道路を利用する人は良く見ていることでしょう。事故などがあったら、この標識を目安に場所を知らせるなどといった使い方があります。

 私は、この標識をランニングの練習に使っています。よくキロ何分ペースで走るとか言いますね。ランニング用の時計ではラップを計測できますので、1キロ単位でこの標識を目印に使っています。

 都会の練習する場所では、道路にキロ表示してあったりしますね。田舎では、こんな表示もマラソンの練習の味方にします。しかし、長距離走をすると、この間隔がなが~く感じてしまいます。

 ちなみに、岩内から神仙沼方面に行くパノラマラインでは、500m単位で表示があるのですが、蘭越側に降りる道には表示がありません。なぜでしょう?

濁った海

  この風景は、雷電海岸を寿都方面へ行き、磯谷トンネルを抜けたところ。きれいな風景ですね。長い砂浜の海岸。手前には小さな川があり、海へと流れ込んでいます。

 ここのところの集中豪雨などの後は、川から濁った水が海に流れ込むために、本来の緑ががった青い海の色も、茶色になってしまいました。この濁った状態では、魚も逃げてしまうのでしょう。ウニの漁も今年はずいぶん不漁で実入りが悪いとのことです。

 この2キロほど先に尻別川というニセコ方面から流れてくる大きな川があります。この河口から濁った水が大量に出ているようです。山と海はつながっています。災害があるとこの仕組みを思い返すのですが、またすぐに忘れてしまう人間の悪い癖。

 「災害は忘れた頃にやって来る」何度も思い返しましょう。

お墓参り

 13日、ほとんどの会社が夏休みとなり、お墓参りに行く人でにぎわいます。我が家は午前中にお参りを済ませました。

 岩内では、心配されていた台風上陸もなく、大雨の予報もこのように晴天で、日中どんどん気温が上がって行きました。夕方、気温が下がると、人の出はもっと多くなります。

 この日、忙しいのはお坊さんだけではありません。カラスも人の行動を観察して、お供え物をスキあらばと狙っています。みなさん、お参りがすんだら、供物は持ち帰りましょう。

 日中、街に出るといつもよりも車が多い。特に飲食店の近くにはたくさんの縦列駐車。岩内から出て都会に働いている人たちが、戻ってきているのでしょう。暑いけれど、天気になってよかったですね。しばしの夏休み。事故怪我がなく平和に過ごせますように。