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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

3年連続投稿です(その2/3)

 昨日に続き、毎日ブログを更新して3年間のお話です。

 このブログを書くのは、会社事務所で皆が帰った後で、私一人になったとき。すらすら出るときもあれば、なかなか言葉が出ない事も。長すぎては読んでくれないし、かと言って短ければ言いたいことも言えない。

 予約投稿というシステムで、更新する時間は夜中の0時01分と決めています。一番大変だったのは、一週間の出張に出るとき。出張先ではブログの投稿をしている暇がないので、日曜日にあらかじめ1週間分の話題を予約投稿で入れておきました。

 写真を載せるのは本当は意に反することで、言葉だけで想像してもらいたいと思っていました。しかしこのネット社会でそれは無理というもの。まして、私の文章の表現力が乏しいとなれば、画像の力は必須条件となります。

 携帯カメラも確実に高性能になっています。撮った画像をそのまま載せると重くなるので、縮小してからアップ。その作業も今ではすっかり慣れて簡単に出来るようになりました。

 写真は敷島内の海岸から6月6日撮影したものです。この話題、あと一回お付き合いを・・・・  

3年連続投稿です(その1/3)

 このブログの更新も本日をもって3年連続となりました。ブログの最初の投稿は3年前2000年の4月30日からですが、慣れるまでは投稿しない日もありました。調べてみると、連続投稿の初日は2000年6月7日でした。

 お金をかけず情報発信をする。岩内町の現在や昔の事などを知る生の情報はあまり存在しません。岩内出身者の方や在住者、岩内に興味を持っている人などに、情報を発信出来ればいいな。ついてはその人たちに弊社の商品のPRになればいいなと思って始めたのが最初でした。

 正直、ネタに困ったこともありました。特に冬はイベントものが少なく、工場に遅くまでいてへとへとになって事務所に来てPCに向かうも、頭がぼっ~として何も出てこない。

 それでも何とか続けてこられたのは、読んでくれる人が確実に増えているからです。私のつたない文章をほぼ毎日読んでくれる友人もいます。コメントをいただく方はもちろん嬉しいですが、書き込みをしなくとも読んでもらっていることが何よりの励みでここまで続ける事ができました。

 この話題はもうちょっと書きたいので、明日につづく・・・・

 写真は岩内の市場からの岩内岳(6月4日撮影)を望む

今年も紫アスパラが届きました

 昨年も6月6日に紫アスパラのお話を書きましたが、今年も6月6日に書くことができました。蘭越町の熊が出る山里で農業をしているアグデパンケ農園から紫アスパラが届きました。

 今年は農作物が雪の影響でかなり遅れていると思っていました。実際、先月にアグデパンケ農園にお邪魔した時は、畑がまだ雪にすっぽり埋もれていて、ご主人は除雪をしていたほどです。

 5月下旬からの気温の上昇で、我が家周辺の雑草も勢いを増しています。いままで抑えつけられていた力が一気に爆発したという感じでしょうか。

 農薬を使わず、自然の力を信じて作物を作っているアグデパンケ農園。脱サラして・・・・という枕詞もそろそろ使わなくてもいいほど、この後志でしっかり農家になっています。興味ある方はぜひホームページをご覧ください。

健康診断でした

 毎年今時期に健康診断があります。弊社は岩内海産商協同組合という組織に属していますが、この組合で毎年水産加工の同業者で一斉に行います。

 昔、私が東京でサラリーマン時代の会社では、胃カメラ用バリウムを飲む先輩は、ごくわずかしかいませんでした。当時の会社の平均年齢は30歳未満だったからです。その先輩を「○○さん、バリウム飲む年?」なんて冗談で言っていたものです。
 
 再検査の必要ありなんて書かれた通知をうけるものなら、会社中の噂話になってしまうほどでした。でも、今のこの業界では、再検査の通知なんか当たり前といった感じです。

 加齢とともにいろいろ出てくるのは、当たり前。皆さま、とりあえず、健康診断だけはしっかり受けておきましょう。一八のおいしい商品を食べることができる幸せを、ずっと持ち続けてくださいね。

遠別荘(とおべっそう)の跡地

 岩内町に、遠別荘、近別荘という場所があったのをご存知でしょうか?私たちの世代では、小学校の遠足といえば、遠別荘まで行った記憶のある方も多いと思います。

 資産家の梅沢家の遠別荘と近別荘。近別荘は現在も存在し、神社下の井筒歯科医院の裏手にある含翠園とその庭の事を言うと思います。「思います」と表現したのは、歴史に疎い私の事ですので、間違いがありましたら遠慮なくご指摘ください。

 写真は、遠別荘跡地にあるアパートを撮ったものです。この奥に広がる敷地が遠別荘。場所は日本アスパラガス株式会社の近くの野束川北側に位置します。庭だったと思わせる人工的に積み上げられた石なども残っている部分もありますが、ほとんどの部分は形跡なく住宅やアパートに変わってしまいました。

 薄暗いけども手入れをすれば、素晴らしい庭だったと思います。岩内の繁栄した時代の一つの証でもあったのですが、時代とともに消えていくのは、今の岩内を象徴する現実なのでしょうか。

田植えが始まっています

 お馴染みの私のランニングコースの画像です。岩内岳の残雪も登場するたびに少なくなっていますね。

 農家のみなさんにとっては、残雪が予想以上に長く残っていたので、春の仕事がずいぶんとずれ込んでいるようです。田植えも例年に比べると遅れているようです。

 写真は6月1日撮影のものです。本州の方にとっては、今頃田植え?なんて感覚でしょうか。でも、日中はずいぶん暖かくなりましたね。つい先日まではストーブがついていたのに。

 この苗がどんどん伸びるためにも、これから日照不足にならないといいですね。農家の方はよく冬の雪の多い年は豊作になると言っていましたが、果たして今年はいかに・・・・

今日は第33回千歳JAL国際マラソンです

 千歳JAL国際マラソン(通称:千歳マラソン)に、もうかれこれ何年目の参加になるでしょう。フルマラソンを走り始めたころは、子供がまだ小学生だったので、この日は運動会と重なって出場することができませんでした。

 洞爺湖マラソンと2週間しか離れていないので、両方フルマラソンで参加する人はあまり多くないかもしれませんが、公務員ランナー川内さんのように、北海道のマラソン大会ほとんど出場する猛者も中にはいるかもしれません。

 この大会はフル、ハーフ、10k、3kと種目があるために、会場は人の山。写真でもお分かりのように、受付会場の体育館は当日ごった返しています。ナンバーカードの引き換えも男子40歳代はエントリー数が多いので、長蛇の列になっていました。私は50歳代なので、比較的早く交換出来ました。

 スタートから34kまでは舗装されていない林道を走ります。一度大雨の時は、水たまりで大変な事もありましたが、今回は天気はよさそうですね。

 高低差が大きい大会のほうが、私は相性がよく、昨年のこの大会では3時間10分の自己ベストを出すことができました。林道から抜け出て、シューズが路面をしつかりグリップ出来るようになってスパートをかけるというのが、毎年のレースパターンです。

 コースに慣れたからといって侮ると痛いしっぺ返しが来るのはよくわかっています。冷静に判断しながら、春の千歳を楽しんでまいります。いつものように、報告は来週の日曜日です。

岩内町道営住宅栄夕陽ヶ丘団地

 岩内町道営住宅栄夕陽ヶ丘団地というところがあります。昔は町営ブロック住宅が建っていた場所に、平屋の木造団地に建て替えられました。

 昭和29年の大火後に建てられた町営ブロック住宅が、老朽化によって4階建てなどの団地に順次建て替えられていますが、栄団地は木造平屋というのは異色の存在になっています。

 立地もいい、景色もいいので、入居は抽選で行われたようです。周辺道路も新しく整備され、きれいになっています。しばらく岩内から離れている方にとって、岩内の風景が一番変わったなと思えるのは、団地が新しくなっている事ではないでしょうか。

 この団地北側にある崖のところに小さな道があるのをご存じでしょうか?私は、こんな目立たない道が好きなんです。知らない方はぜひ一度行って歩いてみてください。

平成25年食加研の研究成果発表会

 食品加工研究センター(通称:食加研)は、北海道の公的な研究機関です。その食加研の研究成果発表会が先日、札幌のホテルで行われました。

 弊社の「にしんのおかげ」は、この食加研の基礎技術を応用して生まれたものであることは、何度もこのブログで紹介されていますね。ブレーンとなる相談相手があってこそ生まれた商品であり、私一人では到底開発はできません。

 写真は、発表の合間の試食の様子です。小豆粉を使ったロールケーキ、雪室貯蔵の男爵イモを使ったクッキーなど、将来とても有名になるかも知れない商品を試食できました。テレビ局の取材も入って、若い女性アナウンサーが何度もロールケーキを食べていました。

 今年の発表は水産関係の内容が少なかったのですが、どこにどんなアイディアやヒントが転がっているかわかりません。何事も勉強。でもね、私は技術の内容よりも、研究員の方や参加されている“人”に興味があるんですよね。

 

道路の掃除

 岩内町内にあるいくつかの雪捨て場の残雪も、ようやくここ数日の暖かさでなくなろうとしています。あれだけ大きな山になっていたのが、日ごとに小さくなっていくのは面白いものです。

 雪がなくなると、それまでのごみ、ほこりが目立ってきます。写真は道路の汚れを掃除する車です。先週末に弊社前の道路を清掃に来てくれました。

 歩道と車道の段差の部分は、細かな砂や小石がたまっていて、雨の日の排水に影響を与えたりします。ホウキで履いたりしますが、やはり動力でやるとあっという間にスッキリ。

 年に一度の作業風景ですが、やはりこの車が来るのも今年は残雪の影響からか、遅かったと感じます。さて、今度は雑草との戦いになります。季節はどんなに暑い、寒いと言っても、めぐりめぐっていますね。