オメガ3がタラ、スケソウタラにも

 先月の水産業界誌「みなと新聞」に、ノルウェーの科学者がニシンやサバなどに多く含まれていると知られているオメガ3が、タラやスケトウダラにも多く含まれている事を実証したと掲載されていました。

 オメガ3ってなに?理系の説明はネットで御調べください。文系的な解釈では、頭がよくなる成分のDHA、血液さらさらにするEPAを含む総称のことと思ってください。とにかく、人間の体にいい成分だと。

 最近は、消費を伸ばすために、いろいろな食べ物がどんなことに効果があると言った研究発表がありますね。最近ではトマトがメタボに・・と出るやトマトジュースがなくなってしまうし。以前はバナナダイエットでバナナがなくなった事もありましたね。

 まぁ、私たちも身欠にしんはDHAとEPAがとっても多いのですと言っている割には、ニシンがなくなる事はありませんが・・・。食べ物がこんなことで一時的にブームになったりすることがおかしいですよね。いろんなものをまんべんなく食べるのが、一番の健康だと思うのですが、いかがでしょう?

日本アスパラから深層水使用のカフェオレが出ました

 岩内の優良企業である、日本アスパラガス株式会社。会社名の通り、昔は岩内周辺で栽培されたホワイトアスパラガスを缶詰にしていたのですが、今は飲料缶やペットボトル製品の製造をしています。

 飲料大手の仕事を請け負っているのですが、自社のブランドで海洋深層水のミネラルを使った水を500mlのペットボトルで販売などをしています。また、以前このブログでは、省エネ大賞を取った事をご紹介しました。(H23.11.12付)

 先日、ある会合でニチアスの常務にお会いした時、岩内の海洋深層水のミネラルを取り入れたカフェオレを新発売するとご案内をいただきました。自社ブランドの商品なので、大手の自動販売機には入りませんが、もう買うことができるそうです。どこで?北海道のあちこちでとのことですが、具体的にはわかりませんので、お問い合わせください。

 岩内の深層水を使った商品開発の代表事例です。弊社もいろいろと使っていますが、このような生産能力の大きな企業が使うと、効果は大きいですね。

雪融けが進みます

 真冬では、除雪をしながら夏の暑さなんてまったく想像できないのに、こうして日中暖かい日差しがあって雪融けが進むと、季節が確実に変わっている事を感じます。

 写真は、会社のご近所の風景です。左は1月21日撮影。右は3月11日撮影したものです。人が住んでいない建物の前は、まだ雪山がありますが、人が住んでいるところは、人の手が加わるので、早く雪はなくなっていきます。

 雪融けを早めるために、固くなった雪を崩し、表面積を大きくします。プラスの気温とある程度の風があると、日に日に残雪が小さくなっていくのが実感できます。

 これから冬に向かうときには、なんとなくブルーになるものの、春に向かっていくときは、心が晴れやかになっていきます。でも、アレルギーの症状がそろそろ出てくるのかと思うと、ちょっとなぁ~

『八興会館』 その3

 昭和38年に私費で建設された八興会館。運営も町に頼らず、私費で行った全国でも類を見ない道場。一般的に考えるのは、余裕のある資金を使って建設したと受け取られがちですが、それはまったく違います。
 
 昭和29年の大火後、会社の経営も厳しい状態になっていました。個人的な蓄財などあるわけがなく、それなのにどこから当時の450万というお金を工面できたのでしょう?

 建設当時、息子である紀八郎氏(現社長)は一八で専務として働いておりました。まともに考えれば、建設を賛成する身内などいるはずがありません。身内を説得するなどという方法を取らず、半ば強引に当時の専務を内地(本州)に出張に出させ、出張先へ次から次へと次の訪問先を指示し、1カ月近く帰って来させなかったとのこと。
 
 専務が帰ってくると、八興会館はほぼ出来上がっていたというのです。会社には田村さんという金庫番がいて、紀伊右エ門の強引な手法を裏で支えておりました。当時の金銭感覚では、借金を含めて個人資産も会社の資産も同じようなもの。あくまでも私の推論ですが、社長への貸付という形で、会社が建設資金を立替え、返済は社長の給与をそのまま当てたのではと思います。

 それゆえ、質素な生活でしたし、私たち孫は世間に当たり前のようにある祖父から孫へ何かを買ってもらったり、お年玉をもらうなど一切ありませんでした。私が祖父からもらったものは、唯一小学生のときに九州の出張先から送られてきた絵葉書1枚だけでした。

 「志を先に持って突き進め、金は後からついてくる」と私には見えます。高度経済成長という時代背景が後押ししてくれたのでしょうが、「志」が輝いていたからこそ、それに共感する多くの人たちによって支えられた八興会館でもありました。

どんどん申込が早くなるマラソン大会

 ここ数年のマラソンブームによって、マラソン大会もより身近になって、参加する人が急増していますね。北海道はまだだろうと思っていましたが、例外ではないようです。

 大きな大会は、参加申し込みが年々早まっていて、締め切りも早くなってしまったので、気がついたら申込出来なかった、なんて人がいたなんて良く聞きます。

 北海道マラソンが4時間制限だった頃は、5月の連休明けから申込が始まっていたのですが、去年は連休前に申し込まなければならなくなっていましたね。年間のスケジュールをしっかり立てて、申込を忘れることのないようにしましょう。

 北海道マラソンの申込は4月9日の午前9時から。でも、この時間って仕事の最中ですよね。仕事中に趣味のマラソンの申込に会社の時間とパソコンなどを使うというのは、どうかなと思います。せめてお昼休みにしましょうよ。

岩内町で「にしんのおかげ」を使ったお料理が初登場!

 大豆を使わず、ニシンを発酵させて作った味噌状の調味料、「にしんのおかげ」。さんざん、このブログでもいろいろなお料理に使う事が出来ると、アピールして来ました。ようやくではありますが、岩内の飲食店でメニューの中に使っていただける事になりました。

 そのお店の名前は、酒楽「ひらき」というお店です。以前、身欠にしんの煮しめのお料理でご紹介をしたお店です。飲食街にはなく、普通のお家のような作りになっています。
・営業時間17:00~22:00   定休日:日曜日、月曜日 ・電話 0135-62-7808  ・住所 岩内郡岩内町宮園307-1

 女性店主が、自家製食べるラー油を作り、美味しくできたと。それで何気なく、にしんのおかげを混ぜてみると、これが絶品!の美味さだったと。常連さんにもぜひメニューに加えたほうがいいという意見が多数。「ラーミソ」という名前をつけ、ラーメンサラダ、春巻、ゆで豚などのお料理に、そのラーミソが素晴らしいマッチングで使われています。

 「にしんのおかげ」が地元岩内町の飲食店で使ってもらうことが、開発当初の願いでした。岩内の特色あるお料理が「にしんのおかげ」によって、どんどん開発されるとうれしいですね。岩内の飲食店の皆さま、どんどんチャレンジしていただくことを期待しています。興味がある方は、ぜひ声をおかけください。

118って知ってます?

 岩内町の市場に行く時に、こんな看板があります。ご存知でしたか?110番、119番はもちろん知っていますよね。

 次に良く使っていたのが、117と177ですが、若い人は何それ?でしょうね。117番は時刻。177は天気予報。ネットが普及、さらに携帯でもそれらは当たり前のように情報として入れることができるので、わざわざ電話で聞く人は少なくなって来ているようです。

 118番は、言うなれば、海の110番みたいなものでしょう。北朝鮮の拉致、ナマコの高騰による密漁、ロシアからカニなどの密貿易など、海に関するいろいろな問題が多くなってきています。それに対応するためですね。

 う~ん、現実に自身で目撃などする場面があるとは思えないけれど、まったくないわけではありませんので、一応覚えておきましょうね、皆さん。海に関する110番は、1のいっぱち(1-18)ですよ。

深層水塩味おでん

 今月の広報いわないの“使ってみよう深層水”のコーナーで、塩味おでんの紹介がありました。

 ≪深層水の塩味おでん≫

①材料をすべて鍋に入れて煮て、大根が柔らかくなったら火を止めます。

②そのまましばらく冷まし、具に味が染み込めば完成です。

◆材料  大根、にんじん、こんにゃく、昆布、・・・・・・といろいろ書いてありますが、お好みで入れましょう。

  水500ml、原水2ℓ、カツオだし大さじ1、昆布茶大さじ1、酒大さじ2

 ここでのポイントは、水と原水の割合が、1対4だということですね。うまみとして、こぶ茶が使われていますが、料理通の方ならば、昆布を上手にお使いになると思います。

 深層水の特徴の一つとして、浸透性がいいことが挙げられます。大根も柔らかくなるのが早いと思うのですが、私の気のせいかな?

 興味が出てきましたら、やって見てください。

いわない道の駅売れ筋ランキング

 いわない道の駅では、売れ筋ランキングを店内に発表しています。先日お邪魔すると、「にしんのおかげ」が2位になっていました。道の駅のお姉さまたち、そして、買ってくださったお客様、ありがとうございます。

 冬の間は来館者が極端に少なくなる道の駅。岩内の道の駅は物販目的に作られた建物ではないので、小さくて販売スペースも狭いのですが、毎年少しずつ、“面白い”、“楽しい”、“わかりやすく”変化しています。

 今回の「にしんのおかげ」の躍進は、道新に記事が掲載されたためではないかと思います。大きな声では言えませんが、私としては、札幌でたくさん売れるよりも、地元でたくさん売れる方が本当はありがたいのです。

 いわない道の駅は別名「ガイドセンターたら丸館」。何も道や飲食店を教えてくれるだけではありません。にしんのおかげの事も、ちゃんと教えてくれますよ。いわない道の駅のおしゃべりなお姉さんは、「これを作っている一八の専務はね、・・・・」と私の性格まで教えてくれるかもよ。

国富交差点の雪だるま

 自宅に帰る道で、これを見ると帰って来た気がする、なんていう目印や建物等はありませんか?

 この時期に国富交差点に大きな雪だるまがあります。交通安全を願って毎年作られるものですが、私はこの交差点に来ると、岩内が近いなと感じます。小樽方面から伸びる国道5号線と276号線がぶつかる場所です。岩内まであと10キロほど。そんなときにこの雪だるまを見ると、なんとなくほっとします。

 でもね、毎年同じ作りなんだけど、ちょっと変化をつけたらどうかな?とも思います。大きいので、複雑にはしない方がいいでしょうが、顔の表情をちょっと変えてみるだけなら、出来ますよね。どうせやるなら、そんな遊び心も持って欲しいなと思いました。それも観光に繋がれば・・

 数日前にここを通ると、残念ながら雪だるまの顔がなくなっていました。周りの交通安全の旗もなくなっていたので、みなさんがここを通過するときには解体されているかもしれませんね。来年はぜひどんな顔か御覧ください。ただし、交差点なので、見とれて事故にはご注意を。