スケソはえ縄漁が始まりました

岩内の特産品「釣たらこ」の原料となる、スケソウダラ漁。2014年11月10日が初水揚げとなりました。

今年、岩内のスケソはえ縄漁の船は三隻のみ。かつては100隻を超えた船でにぎわった漁港も寂しい限りですが、岩内の釣たらこを守り続ける漁師さんたちは頑張っています。

毎年の復習になりますが、はえ縄漁のスケソウダラのたらこはなぜおいしいか?網だと海中で死んでしまいます。また、他の魚とこすれてウロコも落ちてしまい、鮮度低下が速くなります。悶え死ぬ時には、おいしくない成分が魚体に回ります。それに対し、はえ縄だと一匹ずつ生きたまま釣り上げられるので、鮮度抜群。

でも、手間がかかるのです。エサの仕掛けを作る手間。縄を降ろす手間、引き上げる手間。釣り上げた後の手間。どうか、消費者のみなさん、はえ縄漁にはそんな背景を感じながら、「釣たらこ」をお召し上がりください。

写真は11月11日。まだ雪がないので港に揚げる作業もそれほどきつくないですが、寒くなってくると、大変な作業なのです。漁師さんたちは、その厳冬の中、船上で作業をするのです。そりゃ~美味い「釣たらこ」ができるわけですよね。

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