リゾート開発説明会に参加して

岩内町の円山地区の町有地を使って、新たなリゾート開発計画が発表されました。その説明会が先週の金・土・日の3日間行われましたが、私は第一回目に参加しました。

質問意見を求められると、最初に参加者からは反対という意見がまず出ましたが、すかさず大賛成という意見も。一番参加者の共感を生んだ意見が、「中高生からアンケートを取ったらどうか?」。もっともですね。参加者は私を含めほとんどが50歳代以上。

私も意見を言わせていただきました。私は今は賛成でも反対でもないという立場の上で、
①この計画を聞いた時、最初に感じたのが、また働く人が取られてしまう(働き手の確保が大変)。
②自然に手をつける事はくれぐれも慎重に。フェリー埠頭の二の舞だけにはしてほしくない。
③リフト新設の前に登山道に放置されている老朽化のリフトの撤去は考えないのか?
④クワッドリフトの再開をするならば、キャットのコースはどのようになるのか?

この計画で一番の核になるところは、雇用の確保だと感じます。単なる開発事業ではなく、岩内に住んで働いてもらえる体制も同時に考えていかなければならない。今後多くの議論が行われ、岩内独自の構想が生み出され、実行されていくことを期待します。

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リゾート開発説明会に参加して」への2件のフィードバック

  1. kozy

    こんばんは。リゾート開発の件は私も新聞で知り、私の職業でもある建設業界紙でも大きく取り上げられています。開発プロジェクトの概要書も見ました。
    私が子供の頃、まだ現在の岩内スキー場ができる前に岩内岳周辺の大規模なリゾート開発構想図が町の広報に載っていたことを今回の概要書と重ねあわせて思い出しました。
    私はこの概要書の通りに実現できたなら、さぞ素晴らしいであろうと思ったことと、「岩内」に魅力を感じてくださった方がいて(しかも異国の方)このプロジェクトを実現しようと本気で考えていることに素直に嬉しく思いました。
    岩内は道内でも知名度やブランド力は比較的高い町だと岩内出身者として自負しておりますが、倶知安や余市といった地域と同規模の町でありながら観光と言う面では今ひとつ乗り遅れているという印象が強く、今回のこのような話は願っても無いチャンスではないかと勝手ながら感じております。
    ただし、岩内の将来を考えたときにいっぱち社長様がおっしゃる通り雇用や自然保護などといった問題は、構想を実現させる上で町民の皆さんが最も心配されるのは当然かと思います。
    また、近年のニセコ周辺の開発は順調に進んでいますが、外資や外国人観光客に支えられているという点にもいささかの懸念を感じています。
    私はこの計画自体に賛成・反対を言える立場ではありませんが、ただ私は故郷の岩内が再び活気あふれる町となることを願っております。長文失礼致しました。

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    1. 北のお魚大使 投稿作成者

      kozyさん、岩内を離れても岩内を想うお気持ちがしっかり感じられ、現町民としては有難く読ませていただきました。

      岩内町長の方針として、観光には力を入れなくても良いという発言が過去に聞かれます。
      もし外資の話が入らなければ、岩内独自では決して出ない話だと思います。
      岩内のこの自然に着目してくれてありがたい事は確かですが、反対を唱える人は「信用できない」と言います。
      岩内の気質から言って、何もしないよりは何かをした方がいいと進んでしまう。実は私もそう思います。
      ただ、過去の反省はしっかりと行い、議論も重ね、知恵を出し合ってより多くの人たちが納得することが条件。

      kozyさんが岩内町を想い、ここにコメントをしてくれたことは、他にも同じように故郷を想ってくれている人がいると思います。
      帰省する度に衰退する町を見るよりも、活気あふれる様子のほうが何よりうれしい事でしょう。
      岩内を離れていても、思った事、感じたことは遠慮なく言っていただいたほうがいいです。
      外にいるからこそ、感じて思うこともあるでしょう。
      役場職員もこのブログを読んでいる者もいます。
      遠慮なく、これからもご意見お待ちしています。

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