五つ玉のそろばん

 自称岩内の第2郷土館、一八の事務所2階。あくまでも、「自称」です。いろんな過去のものがあります。ほとんどは、どうでもいいものばかりなのですが。

 今日は五つ玉のそろばんをご紹介します。これは「うちにもあるよ」と商売をやっている方は、なかなか捨てられずにいる方が多いと思います。儲かったときの金勘定は、このそろばんでやっていたから、捨てるとばちが当たるという心理も働くのでしょう。

 弊社事務所にはこんな逸話があります。電子計算機(今の電卓)が出てきた頃、その営業マンが弊社事務所に来ました。当時の番頭さんは、「俺のそろばんの計算と比べて早かったら検討する」と言い、実際に競争すると、番頭さんの圧倒的勝利。あっけなく、営業マンは退散したとのこと。

 今でも弊社社長は、電卓ではなく、そろばんで計算しています。4つ玉ですがね。何を計算しているかって?利益をではなく、借金を、です。あらっ、言っちゃった。

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