事務所の床

 弊社事務所の床は、昔小学校等に使われていた木の板でできています。今風に言えば、フローリングなのでしょうが、歩くとギシギシというなんともレトロな音がします。

 この事務所は、昭和44年8月に建設。西暦1969年ですから、私よりも一応7歳年下ということになります。お客様によっては、この床を見て、靴を脱ごうとする方もいます。

 毎朝、女性職員が、新聞紙を水で濡らして床にちりばめ、それから掃き掃除をしてくれています。手入れさえしっかりしていれば、まだまだ使うことが可能だという証明をしているようなものです。

 古きものを大事に使う事は大切なことですが、隙間が多く、冬場はエネルギーのロスが多い事はいたし方ありません。でも、工場を直すところが多すぎて、事務所にはいつ手を入れる事ができるやら。

岩内町民ロードレースは中止でした

 毎年体育の日に行われる、岩内町民ロードレースは、中止との連絡を子供から受けました。過去2年出ましたが、大人の出場者は少なく、出れば皆表彰台となります。

 10月10日、朝は曇り空。風は少し強かったのですが、午前中は大丈夫だろうと思っていたので、中止と聞いた時は、何で?と思いました。ちょっとくらいの雨なら、大丈夫じゃないかなと思いましたが、参加無料ですから、運営側の判断に従いましょう。

 毎年、9時から始まり、小学生から順番に走ります。大人は中学生、高校生と一緒に走るのですが、10時半頃からとなります。今年、10時45分頃から、ご覧のように土砂降りと風。これを見てしまうと、中止で正解だねと思わず言ってしまいました。

 ただ、小学生の中には、この日を待ちわびたいた子もいたでしょうから、残念と思っている子も何人もいたかもしれません。我が家の子は走りたくなかったようで、中止でほっとした様子でした。部によっては、全員強制参加もあるようです。

 今大人の世界では、マラソンブームですが、子供たちの中では、走りたくない子のほうが圧倒的に多いようです。何がきっかけで、走るようになるのでしょう?どんな事でも同じですが、強制されてやることは長続きしないのですが、自らやらねばと思う事は、続きますね。

 

 

サケのオスメスの区別

 秋サケ漁も終盤に差し掛かりました。昨年に続き、今年も漁の数量が伸びないと新聞でも報じられています。主力である4歳魚の回帰が少ないとのこと。今後どのようになるか、見守りましょう。

 さて、魚のオスとメスの見分け方はどのようにするか、その魚種によってさまざまな見分け方があります。今日は代表的なサケについてです。

 写真を見てどちらがオスかわかりますか?正解は左です。顔の表情が、左の方がとんがっていて、勇ましいですね。歯も大きく強そうです。右のメスは丸みを帯びてやさしそうな印象が持てます。

 このほかにも、あぶらピレの大きさ、尾びれのVの切れ込み角度の違いなどあります。人間と同じように、生命とは、オスメスのそれぞれの役割によって形も変わっているというのは、不思議ですね。

 ということで、そんなオスメスを意識して今晩のおかずは、サケの切り身でしょうか?おつまみには、弊社商品のサケトバをお勧めします。岩内道の駅限定商品で、岩内産のオスのサケだけを使った商品です。

choi-plus編集部がお届けする「新鮮ブログ!」に弊社の紹介

 9月10日付のブログで紹介させてもらった、choi-plus(ちょいぷら)という季刊誌。2011年秋号に弊社の「にしんのおかげ」が紹介された事を書きました。

 先日、こちらの編集部の方からお電話をいただきました。編集部のブログに、雑誌に掲載された企業の商品を紹介したいとのこと。これからの季節のおススメ商品などは何か?との突然の質問に、私の思考回路は固まってしまいました。無料で書いてくれるとあっては、現金な私、なんとかしなくてはと焦るのです。

 工場は年末の数の子生産でてんやわんや。おススメと言われても、「全部!」と言いたいところですが、少し時間をいただくことに。今までのブログには、いろんな商品情報を入れてあるので、それを読んでもらえればいいやと落ち着きました。ブログの検索窓を使ってみてください。たとえば、めんこちゃんと入れると、食べ方、ネーミングのことなどいろいろ出てきますよ。

 でも、プロのライターさんに読まれるのは恥ずかしいという気持ちもあって、柄にもなく、どうしようかな?と右往左往。結局ブログから拾っていただく事になって、文章が来ると、さすがに上手にまとまっているやと感服いたしました。

 ということで、みなさん、まずchoi-plus編集部がお届けする「新鮮ブログ!」に飛んでお読みください。そして、Amazonの通販で雑誌購入ができますので、2011年秋号に「にしんのおかげ」が載っているので、ご購入願います。

東山墓地の崖補修工事

 しばらく見ていなかった場所が、ちょっと変化しているなんて事は、よくありますね。都会だといつの間にか建物が取り壊されていたり、新しい建物が建っていたり。

 9月の雨では、今年特に被害はないと思っていました。ところが、岩内町の東山墓地の急な崖では、なにやら大きな工事が始まっています。土砂崩れがあったからなのか、崩れないようにと対策の工事なのかわかりません。大浜地区と東山地区を分けるその崖は今まで崩れなかったほうが不思議と思えるほど、急な斜面です。

 子供の頃は、その急な斜面を利用して、スキーやそりで遊んだものです。学校から帰ってきて、家にランドセルをおいてすぐに、がけへ。そりを引っ張って、何度も登っては滑り下りるの繰り返し。途中でジャンプするように、雪を積み上げてジャンプ台を作ったり。

 身近にそんな自然の遊び場がたくさんありました。東山の崖はそんな子供の頃の思い出の場所でもあります。今は「危ないからダメ」。ちょっとさみしいなぁ~。

さんまるの団子

 岩内町には長い年月にわたって、町民に親しまれている定番商品が存在します。その代表格が、「さんまるの団子」です。

 「さんまる」とは、お店の屋号です。電話番号は62-0002で歴史を感じさせます。お団子は、しょうゆ砂糖のシンプルな味付けで、1日おいてしまうと固くなってしまいます。写真のように、一袋に5本入りと10本入り。白い紙で包んで渡してくれます。

 実は、このこの醤油砂糖の味こそ、岩内町の嗜好の原点だと思います。私が、岩内の人たちに受ける味付け数の子の味を研究していた時、試作品をいろんな人に食べてもらいました。すると、もっと甘い方がいいとか、いろいろな意見をもらい、試行錯誤。たどり着くと、このお団子の醤油砂糖の味に近づいたという経緯がありました。

 弊社の古くからの珍味、スケトウダラのみりん干しについても醤油砂糖がペースになった味付けです。と勝手に私なりの岩内人の嗜好についての 『一八専務理論』 というものを作りだしました。正解かどうかは、みなさんの舌で比べてみてください。さんまるさんのお団子は午前中に買う方がいいです。一八の醤油味の味付け数の子は弊社店頭のみの販売となっています。

道新で岩内町営住宅の記事

 10月4日の北海道新聞に、町営住宅の記事が掲載されていました。道新さん、手前味噌ではございますが、私のこのブログでの取扱のほうが、早かったでございます。(7月4日付の「消えゆくブロック住宅」)

 岩内町の大火があったのが昭和29年。防火都市計画で道路幅を拡張したり、すぐには持ち家住宅が建てられる状況ではなかったと。人口流出を止めるためにも公営住宅を建設することになったとあります。

 弊社の先代が所有していた八興会館のとなりにあったブロック住宅も、ほぼ強引に土地を使わせろという状態で、ブロック住宅が建設された経緯があります。弊社現社長によると、3年間は無償で土地提供をしたとのことです。

 北海道の平均公営住宅比率は8%に対し、岩内町は20%とのことです。持ち家が少なければ、固定資産税の町の財政にもかかわってきます。岩内町には遊休地が増えて、土地価格も購入しやすい価格になってきています。下水道も使えるようになりました。

 岩内出身で都会でご活躍のみなさん、お仕事の引退後、故郷岩内町に家を建てるなどのご検討をしてみてはいかがでしょう?海山の自然に囲まれ、一八の美味しい商品を食べることができるのです。ぜひご一考を。

ささや食堂さんのにしんそば

 連休中、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?9日、日曜日お昼時、道の駅付近に行くとたくさん観光のお客様が来ていました。道の駅で飲食店の地図をもらって、こっちに行こうなどとお話しているグループがいくつも。

 道の駅から歩いて数歩に「ささや食堂」というお店があります。店の前には、「にしんそば」と書かれてあるのぼりが風になびいています。弊社のソフト身欠にしんを使っていただいております。

 大きなサイズの身欠にしんを8時間かけてコツコツと煮込んでありまして、ふっくらして美味しいです。ハラス骨は全く気にならないほど骨まで軟らかくなっていました。お料理の仕方で、こんなに美味しくなるのかと感心します。

 岩内に来る観光客のみなさんの多くは、お寿司屋さんに行くようです。ささや食堂さんのように、地元の資源を使ったお料理を楽しむ事が出来る飲食店が、もっと増えると観光客のみなさんにも喜んでもらえますね。

第36回札幌マラソン報告

 10月2日、第36回札幌マラソンがありました。かれこれ7回目の参加ですが、毎年参加者が増えていることにびっくりです。前日から当日朝にかけて、気温は下がり雨も降り続けていました。峠では雪が降った跡がありました。

 スタート会場となる、真駒内セキスイハイムスタジアムは、雨をしのぐ場所が少ないので、混雑した人では、ちょっと大変ですね。私の友人がテントを持ってきてくれたので、私たちは雨に打たれることなくスタートまで過ごすことができました。

 ハーフのスタート時は、青空も出てきました。雨対策のゴミ袋はそこで脱ぎました。先週のブログで、スタートのブロック分けは、前年度の同大会の記録で決まると書きましたが、今年は申込時のゴール予想タイムの申告によるものだったことが、並んでいる時にわかりました。

 スタートから最初の左折までは、ちょっとストレスを感じる状態ですね。人に当たりながらジクザク走行する人、二人並んでゆっくり走る人。まぁ、この大会ならではのことなので、イライラしたら負けだよと自分に言い聞かせ、走りました。

 気温はちょうどよく、風も往路復路とも追い風ではないかと思う走りやすい条件でした。いつもは河川敷での向かい風が大変と感じるのですが、風も気にならず、ペースもいいんじゃないかと思いましたが、そんなに甘くはありません。結果は1時間28分18秒。18秒というのがいいですね。「いっぱち」です。

 順位は40代男子の部で58位。翌日の読売新聞に上位100位までの記録が掲載されますが、今年も載って一安心。昨年、一昨年とも50位だったこと、28分切りが今年は一度もできなかったのが残念ではありますが、足に故障を抱えて走った割には、良かったと思います。

 最初にこの札幌マラソンに出たとき、スタジアムが見えてからまだ4kmもあるのにがっかりしました。たぶん、初めて参加されるだれしもが思うことでしょう。真駒内公園のアップダウンは予想以上にきつく感じます。コースを分かっているのは、ちょっと得した気になります。

 走り終わってから、今年知り合った仲間たちを応援しました。2年前までは、一人で走り、一人で札幌駅でビール一杯を飲んで帰って来たのですが、今年は10人の仲間で宴会でした。とても信じられない光景で、こんなに走る仲間と楽しいお酒を飲むことができて嬉しさでいっぱいです。今後は、この仲間たちの記録が伸びる事も楽しみの一つになりました。

 参加人数が多くなるのに、運営方法はあまり変化ないとのコメントが多いですね。スタートの整列は確かに男女別にする意味はあるのかなとも感じます。今回のように、雨の場合、スタジアムのコンコースにブルーシートで場所取りをしていると、歩くスペースが狭くなり、移動が大変です。河川敷のコースについても、2時間前後で戻る人たちのところはかなりの混雑になっていましたね。

 大きな大会になればなるほど、いろんな改善が必要になるのでしょう。皆、この大会に参加できることをとても楽しみにしていますので、運営の改善もよろしくお願いいたします。そして、参加する私たちも、マナーを守って楽しい大会にしましょう。

○心と秋の空

 前日の夜中には、雷がピカッ!と光り、ドンー!という音。弊社の女性職員いわく、すごい音だったので、近くに雷が落ちたのではと心配になったと。私は、熟睡状態だったようで、知らぬが仏。

 秋の空のたとえとして、「女心と秋の空」という表現がありますが、よく調べると、「男心と秋の空」という表現もあるようですね。いずれにせよ、移り気の多いという言葉をたとえたものですが、確かに最近の天気は良く変わります。

 雨かなと思ったら、晴れたり。また逆もしかり。でも、人の心の移り気というのは、男女の差というよりは、個人差ですよね。熱しやすい人はさめやすく、逆に一途な人も男女問わず。最近はそんなことも考える余裕もなくなっているのが反省です。

 話が季節の話題から飛んでしまいました。こんな不安定な季節でも、空を見上げれば虹が出ていたり、山がぐっと迫って見えたり、いろんな表情を自然は見せてくれます。ということで、そんな秋の岩内に、連休を使って来られてはいかがでしょう?