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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

冬眠あけのランニング

このブログは「日曜日はマラソンのこと」と書いておきながら、冬の間は話題をお休みさせていただいておりました。またマラソンシーズンが始まりますので、ぼちぼちと日曜日に書かせていただきます。

毎年、雪のシーズン中は私はロードを走ることはいたしません。雪がなくなって走り始めるのですが、毎年もっと早くに走り始めればよかったと後悔しています。今年も同じように、ゆっくりペースから少しずつ体をならしていきますが、加齢の影響か、毎年体が戻るまでに時間がかかるようになってきました。まぁ、しょうがないですね、こればかりは。

さて、4月7日に北海道マラソンの受付がありましたね。募集人数が1,000人増えて13,000人。それでも初日で埋まってしまったようです。まさか職場のPCや、仕事中に隠れてスマホからエントリーした方はいませんよね。11,000円になってもこんなに人気がある大会だなんて、マラソンブームという言葉で終わるのか、将来もずっとこんな感じなのか、どうなっちゃうんでしょう?

冬場のスポーツでスキーをしていますが、使う筋肉はランニングとはやっぱり違うぞと身にしみています。今の季節、まだまだ寒くて帽子手袋をしています。寒いときに体が温まらないで走るとけが、故障のもと。みなさん、気をつけましょう。

写真は北海道新聞3月5日付のものです。4月に入ってからは、道新のタイトル下に「北海道マラソンまであと○日と出ていました。お願いだから、申し込みをあおらないで、と願っていたのは私だけでしょうか?

岩内町役場建設工事中26.4.8

岩内町役場の新庁舎建設工事は着々と進んでいますが、まだ工事は1年ほどかかるようです。建設の専門家でない私からは、工事の説明はできず、外観からご紹介いたします。

工事関係者の車は、出入口が二つあり、中央小学校側の八幡通りに面した側と、通称「寺町通り」と言われる北側にあります。写真は北側の出入り口にあたります。

昨年秋からは外観の風景はそれほど変化しているようには見られません。足場の高さも変化なしに見受けられますが、この写真では、大きなクレーン車が入っていましたので、そろそろ見かけが変わるかも知れませんね。

左に見える山は岩内岳。三寒四温の変化の季節。青空が広がると、山が浮き出て気持ちがよいものです。そうか、新庁舎の窓からは、こんな岩内岳のきれいな風景が望めるのですね。新しい庁舎で働くみなさん、楽しみですね。きっと仕事の効率も上がりますよね~?

水産加工品試食会

先日、岩内観光協会の主催で、岩内町の水産加工屋が作る商品の試食会が行われました。地元のホテルや飲食店に地元で作られているものを再発見し、使っていただきたいという主旨。

岩内観光協会会長のお店、スターライトウイングにおいて、水産加工屋11社と岩内町地場産業サポートセンターから全37品が並びました。岩内名産といわれる「釣たらこ」「みりん干」「味付数の子」などは、数社からの提供で、それぞれの会社の味を比べることができました。また、「へぇ~、この会社でこんな商品作っていたんだ」などという新たな発見も。

今回は、一般客には案内をせず、事前に飲み物2杯無料のチケットがついた前売り券を来てほしい人に販売した80人限定。中には、試食はほどほどで飲みに専念する人も。

観光協会事務局のMさんが加工屋さんを一軒ずつ回り、説き伏せて今回の運びとなりました。へぇ~、こんなに協力してくれたんだというのが私の本音です。

早速、次回の開催についての意見が出ていました。今回をたたき台にしてより具体的に商品を使ってくれるお店やホテルなどが出てくるといいですね。写真は北海道新聞社の撮影中を私が撮りました。

STVテレビ「たびばん」に「にしんのおかげ」

STVテレビの番組「たびばん」で、弊社の「にしんのおかげ」が紹介されました。おいしいおにぎりの具を探す内容。STV入社2年目の大家アナウンサーは後志地方、松原江里佳アナウンサーは十勝地方を旅して、どちらがおいしいおにぎりに巡り合えるかという設定です。

大家アナが弊社にやってきて、あつあつごはんのお茶碗に、バターをのせて、その上から「にしんのおかげ」をかけて食べてもらいました。本当はそこで実際におにぎりを作ってもらえば良かったと思いましたが、「~たら」「~れば」は言ったら限りないですものね。

大家アナがニコニコと私に質問をするときに、顔がずいぶん私の近くまで迫っていました。カメラさんは「めちゃくちゃ近かった、チューしそうな感じ」と言って撮影スタッフも大笑い。私も「娘でもこんな近くに来ないので・・・(中略)・・・今日はこれだけでいい一日でした。」その大笑いしているときにカメラが回っていました。その画像が番組の予告に使われました。でも、本編ではその場面は使われなかったのです。

大家アナの名誉のため、そして大家アナのファンのために申し上げます。決して私は何もしておりませんし、大家アナもカメラの映りを意識して近づいてくれたのだと思います。4月からは朝の「どさんこワイド朝」でテレビに出ていますので、応援してあげましょう。

あら、「にしんのおかげ」の話は?バターとの相性がとてもいいんですよ。あつあつご飯にバターにしん味噌。いかが~?

「にしんのおかげ」がテレビに

発売以来、さまざまなメディアに取り上げられている「にしんのおかげ」。しばらく遠ざかっていましたが、先月出たのをご覧になった方、いらっしゃいますか?HBCテレビ、夕方の「今日ドキッ!」という番組です。

小樽の田中酒造で3月20日(木)から23日(日)に開催されていた「春の美味いもん市」。その場に、テレビレポーターが大きなどんぶりに白米を入れて、展示してある商品をどんぶりに乗せて豪快に食べていました。その一番最初に「にしんのおかげ」が映りました(写真)。うわー、のせすぎ、しょっぱいよ~と思いましたが、インパクトはありました。

さて、今度はSTVテレビに出ます。予告となりますが、2014年4月6日(日)午前10時55分からの「たびばん」という番組で取り上げられます。おいしいおにぎりの具となるものを探す旅という設定。どこにでもあるものではなく、珍しいもの。そこで「にしんのおかげ」のおにぎりはどうかと問い合わせがあり、偶然を装って来社するというもの。

3月22日に取材に来られました。大家アナウンサーと取材スタッフ3名。私はバターとにしんのおかげ、それに白い炊きたてのご飯を用意して、大家アナウンサーが来店し、食べてみるというもの。私と大家アナウンサーの距離感に注目です。そんな近くで話していいの?ってな感じでした。まぁ、あとは見てのお楽しみというところですね。

岩内町に日ハム後援会

プロ野球日本ハムの岩内後援会が3月に設立されました。今年、斉藤投手、谷口外野手が岩内町応援大使に就任したことを受け、有志が設立したようです。

その後援会の会長は、岩内町で歯科医院を営む井筒先生。先日の道新後志版のコラム「ひと」でもカラー写真で紹介され、広報いわない4月号の「いんたびゅう414」でも紹介されていました。今、時の人ですね。

有志の中には、東京ドームが本拠地でオレンジ色のユニフォーム時代からのファンだったという変わり種の方もいるようです。何せ、日ハムが北海道に来る前は、Gファンが圧倒的に占めていたのですから、この11年の変化はすごいと感じます。

この新聞記事はちょっと遅くなりましたが、平成26年3月9日の北海道新聞後志版のものです。このほか、前述の「ひと」「広報いわない」とも井筒先生のいい笑顔が載っています。

春を感じる新道路

岩内共和道路が2014年3月23日に開通しました。これから春の風景を感じるには絶好の道路だと思うので、ちょっとご案内を。

写真は共和町から岩内町へ向かう途中です。共和町前田付近からの風景です。道路はほぼ直線ですが、多少のアップダウンがあります。ですから、前方まっすぐに道が延びていることを感じることができます。

今は田んぼが雪で覆われていますが、雪解けを急ぐ農家が融雪剤をまいたり、ショベルで雪を掘り起こしたりしているのを見ることができます。南にはニセコ連峰が青空の下、白く連なっている景色は大雪山系ほどの迫力はないものの、美しさは素晴らしいものがあります。

これから5月の連休にかけて、共和町の農家さんたちは、ビニールハウスでらいでんメロン栽培に追われることでしょう。どうですか?新しい道を走りながら、そんな岩宇(がんう)地方の風景を楽しみに来られませんか?もちろんお土産は一八の商品で。

岩内第二中学生アイディアの深層水鍋

2014年3月21日(祝)に行われた、春の深層水まつり。この時期にお客は来るの?と思いながら、顔を出すと、なんとたくさんの人でにぎわっていました。

写真は一杯100円の深層水鍋です。岩内第二中学の生徒さんが深層水を使った商品開発を、総合学習の中で行ったことは以前もここで紹介させていただきました。その発表の一つに「深層水鍋」というものがあり、サポートセンター職員が具体化しました。

味付けは深層水と水。出汁にカナガシラを使い、具にはタツカマなどが贅沢に入っていました。これ一杯で100円とは、原価割れ必至でしょうが、スケソの鱗が取れていなかったことを除けば、とってもおいしかったです。

予想外の人の出は、子供たちに集客を絞った点にあるでしょう。この時期はイベントが少ないこと、子供が喜ぶゲーム、体験などが良かったと思います。サポートセンターに勤務する小さなお子さんを持っている若い人の意見が取り入れられたとのこと。子供が来るには親もついてきますからね。

「どうせ人は来ない」「この時期に来るわけない」など、やる前から否定する言葉は打ち消されましたね。何事もやってみなければわからない。若い人には、失敗を恐れず、どんどんトライしてほしいと思います。

岩内共和道路開通

このブログでも何度か紹介をさせていただいている、岩内共和道路が2014年3月23日午前11時に開通しました。全線は国富までの7.6kmですが、今回は手前の幌似までの6.5kmの開通です。(詳しくはこちら)

今までの国道276号はアップダウンが多く、何より地吹雪がものすごくて、前の車のテールランプすら見えなくなるなんてこともよくありました。新しい道路は、防雪柵と防雪林の組み合わせにより、視界確保ができているとのことです。

弊社がある大浜地区はこの道路に近いので、今までの276号を使うよりは便利になります。将来的には、小樽と黒松内を結ぶ高速道路(建設中と計画中)に結び付ける予定になっているようです。

旧国鉄岩内線跡地を利用したこの岩内共和道路。先日さっそく利用しましたが、自動車専用の高速道路と勘違いしそうになります。途中、交差点などもあるので注意が必要です。快適に走れるからと言って、スピードの出しすぎには注意しましょうね。もちろん私は鏡に向かって言ってます。

写真は共和町梨野舞納地区の分岐点で、新道路が開通する前のものです。今は、看板の白い部分がはがされており、まっすぐ進めば共和町幌似に行けます。

第50回全国水産物大手荷受荷主取引懇談会

こんな堅苦しいタイトルでは、最初から引かれてしまいそうですね。先日、全国の市場と北海道の水産物を扱う企業が集まる会合に出席してきました。

残念なことに、全国にある市場という存在感が、年を追って薄れています。さまざまな流通形態が出てきたために、市場に商品を送り、安い高いにこだわらなければ、現金化してくれたという時代はすでに終わっています。

この取引懇談会も、形骸化していることは否定できません。ただ、業界を牽引している経営者と話ができることは、とてもありがたいことです。

現在の弊社は「大手」と呼ぶにはふさわしくない企業規模ですが、本州市場の役員さんに「昔は取引あったんだよな」なんて言葉をかけていただくと、企業の歴史があるというのはありがたいと感じます。そう、今年弊社は創業100年となります。